「緑のブラウスにピンク色のスカート、赤いハイヒールを履いた観月ありささんは、ひときわ目立っていて主役らしい貫禄でしたよ」(会の出席者)

 6月下旬のある夜、ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の打ち上げが開催された。

「『櫻子さん』は、3度の飯より骨が好きという、観月さん演じる変わり者の標本士の主人公が周囲を振り回しながらも、難事件を次々に解決していくストーリーです。原作は携帯小説で、それを書籍化した小説は100万部を超える売り上げを記録しましたよ。

 平均視聴率は1ケタ台でしたが、ドSで変わり者役の観月さんと彼女に振り回されながらもそれを喜ぶドMな役の藤ヶ谷太輔さんのかけ合いはファンの間で話題になりました」(テレビ誌ライター)

 そんな話題作の打ち上げは、最終回当日に都内のカラオケ店のワンフロアを貸し切って行われた。

 午後7時過ぎ、主役の観月が冒頭のような人目をひく服装で登場。続いて共演者の藤ヶ谷や新川優愛もやって来た。

「新川さんは白いワンピースを着ていました。スタイルがいいのでよく似合っていましたね。スタッフと談笑しながら会場に入っていきましたよ」(前出・出席者)

 打ち上げスタートから3時間ほどして、一度中締めしたのか帰宅する人が続々と店から出てきた。しかし、興奮冷めやらぬ宴はまだ終わらない!

「打ち上げ当日は奇しくも、藤ヶ谷さんの30歳の誕生日でした。誕生日会も行われたようで、彼は、その心境に関して、“この作品で30代のリスタートを切ることができたと思います”と言っていました。今までとは異なる役を演じる中で、なにか感じるものがあったのかもしれませんね」(前出・出席者)

 打ち上げ開始から6時間ほどが経過した、午前1時半過ぎ、観月が店から出てきた。

「観月さんはスタッフ5~6人に囲まれながら出てきました。彼らに笑顔で何度も頭を下げながら迎えの車に乗り込むと、スタッフたちは大きな声で“お疲れさまでした!” “ありがとうございました”と声をかけていましたよ」(別の出席者)

 ほどなくして、今度は藤ヶ谷が出てきた。観月のときと同様、やはりスタッフたちに囲まれている。

藤ヶ谷さんはマスクを付けていましたが、スタッフたちに何度も頭を下げながら車に乗り込んでいました」(前出・別の出席者)

 出演者たちが帰宅した後も2時間ほど宴は続き、全員が解散したのは午前3時過ぎだった。

 大盛り上がりで最高のフィナーレを迎えることができたのは、“骨のある”メンバーだったからに違いない!

※記事の一部を訂正しました(2017年7月3日19:28更新)