10人以上に囲まれ、帰路につくGACKT。幸せな誕生日だったのだろう、終始笑みを浮かべていた

《スタッフ一同、少しでも皆様の記憶があるうちにお見送りできるよう全力を尽くしますが、お酒が苦手な方・全く受け付けない方に於かれましては会場へは出向かず、心の中で“そっと”GACKTの生誕祭をお祝いいただくことを強くお勧め致します。

 ご案内状なのか、警告状なのかはさておき、大魔王を祝う勇気ある皆様のご来場を、心より楽しみにお待ち申し上げております》

 7月4日の夜。日本列島を台風3号が通過し、東京・六本木も大雨に見舞われた。そんな中でも冒頭のような物々しい招待状を受け取った人は、足下が悪いにもかかわらず、クラブ『A』へと入っていく─。

 実はこの日、GACKTのバースデーパーティーが行われていたのだ。

「彼は毎年、誕生日にファンクラブイベントを催し、その後は仲間うちでパーティーを行うんです。この日も昼夜2回、開催。午後10時すぎまでファンと過ごした後で、六本木に駆けつけました」(芸能レポーター)

 昨年は投資詐欺の被害にあっていたことが、一部週刊誌で報じられた。

「運用実態のないファンドへ出資を呼びかけ、約60人から113億円を集金した詐欺でした。ひとりひとりから徴収した金額が大きく、GACKTさんも心配されました。長らく住んでいた世田谷区内の豪邸を売却したのもこのためかと言われたほどです」(スポーツ紙記者)

 しかし、今年4月に放送された『人生で大事なことは〇〇から学んだ』(テレビ朝日系)ではマレーシアに移住していたことを発表。豪邸とともにゴージャスな私生活を披露した。正月に『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)で見かける“一流芸能人”の矜持を保っているようだ。

「バースデーイベントも、男性が5万円、女性は無料という会費制。セレブリティーも多く集まるような会でしたよ」(会の参加者)

 トレードマークのサングラスをかけたGACKTは、会のスタートから30分ほど遅れて颯爽と会場入り。4つ打ちの音楽が鳴り響く中、『大魔王生誕祭』が始まった。

GACKTさんは、ふだん飲んでいるときから『テキーラ大会』をするんです。この宴も、例によってテキーラをガンガンに飲みます。最初はショットで飲んでいるのですが、気がつくとボトルごと飲みだしたりして。

 過去に出席したことがある『T.M.Revolution』こと西川貴教さんも、“2度と行きたくない!”とラジオで語っていたほど(笑)」(芸能プロ関係者)

 飲みなれているGACKTと、お酒が好きな精鋭たちは、飲酒のペースが信じられないほど早かったようで、

今年も会が終わってみれば、空いたボトルは20本を優に超えて、数え切れないほどでした(笑)」(前出・参加者)

 記憶をなくす人も少なくなく、いつもクールな“大魔王”もふだんと様子が異なった。

GACKTさんは日付が変わって午前1時くらいに帰っていきましたが、超ゴキゲン。会場の外でもスタッフさんと話しつつ、盛大に見送られました」(前出・参加者)

 翌日、彼が更新したインスタグラムには《♯救急車は二台》の文字も。『大魔王生誕祭』への招待状が届いたら、くれぐれもご用心……。