汗が招く男の肌トラブルとは?

 汗はもともと弱酸性ですが、放置しておくとアルカリ性に傾いていきます。肌のペーハー値が変化することにより、雑菌が繁殖しやすくなり、ニキビや肌荒れといったトラブルの原因になります。

 汗が出るのは体温調節の上で必要なことですが、汗が出た後できちんとケアをすることが大切になります。石鹸で洗わなくとも水で洗い流してあげることです。

汗をかいたらすぐに拭き取る

 例えば、夏などに電車に乗る前にひどく汗をかいていて、クーラーの効いた車両に乗ったとたんに汗は引いていきます。汗の成分は水と乳酸とアンモニアです。水分が蒸発しても、汗を構成するほかの成分が肌に残っていると、トラブルの原因になります。

 ですから、汗をかいたら、洗顔するか、それができなければ、水分が蒸発する前に水分と一緒にハンカチなどで他の成分もふき取ることが大事です。

 汗をかいたら、帰宅後に石鹸で洗顔して、アルカリ性に傾いた肌を化粧水で保湿しましょう。そうして肌を弱酸性に戻してあげるのが基本です。30歳以降になると汗が原因のミドル脂臭が発生しやすくなるので、汗には要注意です。

当記事は「BUSINESSLIFE」(運営:ビジネスライフ)の提供記事です

洗顔のしすぎに注意

 しかし洗顔のし過ぎは脂性肌を促進させてしまいます。肌の自己回復機能で新陳代謝(ターンオーバー)がうまくいっていれば、常に健康的な肌を保つことができます。「洗い過ぎない」「(栄養を)与え過ぎない」という二つのことが大事です。

正しい洗顔の方法

 普段から習慣づけたい洗顔の方法をご紹介します。理想的な方法として「泡パック洗顔」をおすすめします。毛穴の汚れを細かな泡で吸着し除去する方法です。

(1)てのひらに泡をつくり、ちょっとずつ水を足し、ミカン1個分くらいの泡にする。

(2)Tゾーン(おでこ)→鼻先→頬→口のまわり→目のまわりの順でつけます。

 泡をくるくるまわしながらのばすイメージで広げます。決してこすってはいけません。泡をつぶさないように、泡を移動させましょう。

(3)37度程度の温かい流水で20回~30回洗い流し、石鹸分を残さないように気をつけましょう。

保湿がポイント

 洗顔は基本的に朝晩2回で十分です。夜、入浴時に洗顔をして、化粧水をつけます。化粧水の補給の後は、水分が蒸発するのを防ぐために、乳液かクリームで保湿ケアをします。スクワランや馬油などの油を塗ってもいいのですが、テクスチャーの点でベトベトしてしまいます。

 そこで水分と油分をミックスした乳液やクリームの登場となります。そのまま就寝すれば、朝起きたときには理想的な皮脂膜が形成されているはずです。