松居一代。ネット上では「家族(読者)」への呼びかけに恐怖を感じるという声が多数……

 松居一代さんと船越英一郎さんの泥沼大戦が連日メディアやネットを賑わせていますが、松居さんの度重なる個人情報の漏洩や著しく個人の名誉を傷つける言動等で、そのネットリテラシーに疑問を抱く人も増えてきたかと思います。

 中には個人を辱めるための性的な暴露は、リベンジポルノに等しいという声もあったり、松居さんにとってはネットを駆使したことが逆風になっているのが現状です。

 松居さんはブログの読者やツイッターのフォロワー、ユーチューブの視聴者等を『家族』と呼んで仲間だと思っているようですが、実際は好奇な目で見ているだけの人が大多数でしょう。

 もう今回の騒動の真相がどうというわけではなく、ただ松居さんの奇行を鑑賞して楽しんでいるだけの人が多いようです。

 SNS等を駆使して発信した目的は、真相を暴くという目的の他にも民衆を味方につけるという目的があったかと思いますが、今のやり方では味方どころか、船越さんへの同情票が集まるだけ。

 ついでに言えば松居さんの大嫌いな文春や新潮の売り上げに貢献してしまっているだけ。

 SNSをやるなとは言いませんが、やるなら理性を持ってリテラシーを厳守し好感の持てる作りにした方がいいと思います。

 松居さんの発信した文章や動画を見ていると、カロリーが高めで少し拒絶反応を起こしてしまうんですよね。

 演出掛かった語り部口調もその原因のひとつなのですが、読者や視聴者に求めることが多いのが主な原因だと思います。

「私は嘘をつかないので応援してください!」とか「家族の皆さん(読者)助けてください!」とか「この後、動画をアップするので寝ないで待っていてください!」とか、「ください」が非常に多いんです。

『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ)の宮根さんにも「助けてください!」とメッセージを送っていたりして、人をコントロールしようとする“支配欲”が透けて見えてしまっているんですよね。

 あの得体の知れない恐怖感は、松居さんから発信される支配欲が原因となっているものなんですよ。

 支配欲が強い人の愛情とは、所有物に対する執着に近いものがあります。過干渉や束縛等で、完全に管理していないと気が済まない性格で、自分の思い通りにいかないとヒステリーを起こし、情緒が不安定になる等の特徴があります。

 松居さんの証言を見てみると、確かに船越さんに対しての過干渉ぶりが伺えるんですよね。

 勝手に船越さんのバッグを漁ってみたり、勝手にノートを覗き見てみたり、勝手にパソコンの閲覧履歴をチェックしていたり。

 そんなことをしていたら、例え船越さんが潔白でも嫌気がさしてしまいますよ。

 愛しているつもりが苦しめているだけ、若い女の子がやりがちな過ちを、還暦を迎えた分別のつく大人がやるのはどうにも疑問が残ります。

 DVがあったのか、不倫があったのか、その真相はまだわかりませんが、被害者意識に振り回されて自分を見失わないように、以前の尊敬に値する大人の松居さんに戻ってほしいと切に願います。


DJあおい ◎恋愛アドバイザー ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー約35万人(2アカウント合計)。また公式ブログ『DJあおいのお手をはいしゃく』は月間600万PVを誇り、多くの読者から恋愛や仕事の相談が送られ、著名人のファンも多く幅広い層から支持されている。著書に『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(ワニブックス)、『ていうか、男は「好きだよ」と嘘をつき、女は「嫌い」と嘘をつくんです。』(幻冬社)など多数。