【実践編 1】頬のリガメントの見つけ方

 顔には複数のリガメントがありますが、そのなかでもほうれい線に大きく影響しているのが頬骨のライン上にある“頬のリガメント”。

 頬のリガメントの位置は個人差があるので、まずは自分のリガメントを見つけるのが重要。頬の高くなっている部分(=頬骨)のライン上に頬のリガメントがあります。

 鏡を見ながら、中指の腹を頬骨にあてたら、こめかみに向かって指で斜め上に引き上げます。指の位置を頬骨のライン上で少しずつずらしていき、顔がピンとリフトアップして、ほうれい線が目立たなくなるポイントを探します。指の腹で斜め上に引き上げたとき、ほうれい線がすっと薄くなり、口角がキュッと引き上がるのが感じられたら、そこが頬のリガメント。

頬のリガメントの見つけ方
頬のリガメントの見つけ方
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 頬骨のライン上のうち3~4か所ほどリフトアップする部分があるはずです。数か所あるうちの黒目の下あたりにあるリガメントは特にほうれい線に効果的な部分。念入りに探してみましょう。

【実践編 2】メイクブラシを使ってリガメントをほぐす!

 頬のリガメントをピンポイントでほぐすのに、ぜひ用意していただきたいのがメイクブラシ。柄の部分を使うので、アイシャドーブラシやコンシーラーブラシなど、ブラシの種類は問いませんが、凹凸がなく、直径5mmくらいのもので、先端が丸くなっているスティック状のものがおすすめです。メイクブラシなど、スティックの側面を小刻みに動かせば、肌に余計な負担をかけることなく、指よりも効果的にリガメントをほぐすことができます。

左から(1)頬のリガメントを小刻みにほぐす(2)小鼻のキワを斜めにほぐす(3)頬のリガメント全体を優しくほぐす
左から(1)頬のリガメントを小刻みにほぐす(2)小鼻のキワを斜めにほぐす(3)頬のリガメント全体を優しくほぐす

(1)頬のリガメントを小刻みにほぐす

 クリームなど保湿アイテムを塗っておきましょう。頬のリガメントのうち、黒目の下あたりにあるポイントにブラシの柄の側面をあて、小刻みに上下に15秒動かします。そのまま、外側から内側に向かって横に15秒ほぐします。鼻の穴が横に広がらないよう注意!

(2)小鼻のキワを斜めにほぐす

 小鼻のキワの凹んでいる部分はほうれい線の始点であり、この部分をほぐすことで、ほうれい線が目立ちにくくなります。ブラシの先端を小鼻のキワにあてたら、小鼻を押すように斜め上、真横、斜め下とさまざまな方向からもみほぐしてください。

(3)頬のリガメント全体を優しくほぐす

 手をギュッと握り、人さし指の第2関節を小鼻の横にあてたら、頬骨のラインに沿ってクルクルと動かします。頬骨のライン上にある頬のリガメントと周辺の筋肉全体を優しく15秒ほぐすことで、頬のたるみを予防できます。

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<教えてくれたひと>
新見千晶さん◎女性ファッション誌、美容誌、CM、ショーなどで活躍するほか、多くの女優やタレント、モデルのヘアメイクを担当。著書に『ミーハー美容』(主婦の友社)、『魔法の表情筋エステ&若見せメイク』(成美堂出版)などがある。