朝ドラ『ひよっこ』に登場するあかね荘の住人で、愛すべきいじられキャラ“つぼ田つぼ助”こと祐二・啓輔。祐二役の浅香航大(25)と啓輔役の岡山天音(23)の“素顔”に迫ります!

左から浅香航大、岡山天音 撮影/佐藤靖彦

「夢を貫く生き方、すごいと思います」「僕なら心、折れてるかも(笑)」

岡山「初めて台本を読ませていただいたときから、啓輔に共感する部分がありました。まったく芽が出ない状態で、周囲の目が冷たくても、自分の内側の声を大事に、貫いて生きていくのはすごいな、って」

浅香「上京して5年以上、漫画だけを追い続けるってすごい。夢に向かって踏み出すのは簡単だけど、それを継続していくことは難しいから。自分ならきっと心が折れていると思う」

岡山僕も役者という仕事をしていて、“もうやめないとダメかもしれない”と思うことは日常茶飯事といえるくらい繰り返しています(笑)。しんどい仕事だな、って思いますね

浅香壁にぶち当たって“もうやめてしまおうか”なんて、僕もしょっちゅう思っていますよ(笑)

 祐二・啓輔はあかね荘の住人中でもインパクト大。愛すべき“いじられ役”でもある。

岡山「僕らに対して、あかね荘のみんなが全員“オフェンス”ですからね(笑)。もし自分が啓輔なら耐えられないかも。だから逆に彼らはすごいと思いますよ。プライドもないし、変な見栄もないし」

浅香ぶっちゃけて言うと、最初は祐二という役が恥ずかしくてしかたなかったんです。自分自身とギャップのある役だから、本当に気合を入れないと、恥ずかしさとプレッシャーでつぶされそうで(笑)」

岡山でも、現実に祐二・啓輔のような人間がいたら、けっこうカッコいいと思いますよ。どれだけいじられても、自分の好きなものや、信じたものを絶対に曲げない

 つぼ田つぼ助のコンビとして、作中では息のあった演技を見せているふたり。

浅香「芝居については、ほとんど打ち合わせしてないよね」

岡山「してないですね。でも、どちらかが寄せたりはしています。相談はしてなくても、事前にリハーサルして、収録の日にテストをやって、と繰り返していくうちに、無意識に調整している感じですかね」

浅香「基本、お互いを信頼しているし、何をやってもやられても大丈夫、みたいな感じだよね。受け止めるし、受け止めてくれるだろう、みたいな。それを楽しんでいるようなところはあるかな」