スペシャルQ&A【浦井健治編】

――平方さんには言ってないけど、感謝していることは?

浦井 常に、健ちゃん健ちゃんって言ってくれてたり、大好きオーラを出してくれて(笑)、それを公言してくれてるっていうのが僕にとってもすごくありがたいことなんですよね。頑張っている後輩が、目標としているとか好きだとかって言ってくれて、“そう思ってくれてたんだ”って、素直に嬉しいです。仲良くいられて、なおかつ信頼してくれていることは、心の支えにもなりますね。あとは、元基が常に仕事を途切れさせずに毎回果敢にトライしている姿が刺激になって、自分も頑張ろうって思えます。

――平方さんに直してほしいところは?

浦井 強いて言うなら、悩むこととか臆病になることが元基の役者としての武器だとは思うんですけど、それがたまに行き過ぎるときがあるんですよね。そうすると、見ていてちょっと危う過ぎて心配になるときがあるから、もうちょっと自分に甘くしてもいいんじゃないっていう(笑)。できているのに、自分に対する厳しさがあるんで、もうちょっと柔らかくしてもいいんじゃないかなって。それ以外はないですね。そのまんまのおじさんになっていってほしい(笑)。

――スマホの今の待ち受け画面は?

浦井 日によって替えてます。わりと好きなのはキャラクターもの。例えば、ギズモ、ヨーダ、E.T.とか……。さっき、元基が神社のイチョウの木を待ち受けにしてるって言ってましたよね(平方さんのQ&A参照)。そういうのだと、「何これ~」って話に花が咲くからいいなと思いました。そう思っても、結局しないんですけど(笑)。

浦井健治 撮影/森田晃博
浦井健治 撮影/森田晃博
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――あなたにとって愛とは何ですか?

浦井 『王家の紋章』の細川先生方は、いろんな愛の形を描いているなと思うんですけど。純粋な愛って素敵だなって、メンフィスを演じていても思いました。家族愛とか純粋な愛とか、無償の愛っていうのものは、みんなが憧れるものであって、人間にとってのテーマというか課題なんだろうなって。僕が今愛を感じるのは、ファンの方々からです! ファンの方々の応援がないと今の僕はいませんし、時には「大丈夫?」って心配してくださったり、言葉をかけてくださったり。それは何ものにも代えられない愛だと思うので。

――自分のトリセツと、平方さんのトリセツを教えてください。

浦井 おいしいものを食べさせると元基は元気になります(笑)。なんか不安そうな顔をしてたら、お酒とおいしいものをあげておけば大丈夫。

 僕がちょっとヘコんでるかなっていうときには、ゲームとか漫画とかインプットできるものやリフレッシュできるものを与えてもらえると、気分の切り替えになりますね。あとはマッサージとか温泉とか、リラックスとメンテナンスができるところに行くとリセットされる気がします。インプットとリラックスを与えるとゴキゲンになる(笑)。

――生活用品でこだわっているものは?

浦井 美顔器ですね。喉の自然治癒を早めるために、水よりも粒子が細かいほうがいいそうなんです。朝と公演の間と公演後に喉の奥に向けて使っています。毎日必ずやっているので、家にも楽屋にも置いてますし、地方公演のときも持っていきます。あとは、ササの葉のエキスとビタミンと酵素を毎日寝る前に。基本は、風邪をひかないように免疫力を高めるためなんですけどね。体調管理の上で、なるべく自然に摂取しやすいものにしてます。