中居正広

「3人がフリーになった日、中居さんが“餞別”として高級バッグなどを贈った、という報道がなされました。

 一部では彼ならではの気遣いと美談扱いされましたが、いまさら30年間を過ごした家族同然の元メンバーに、なぜ贈る必要があったのか。いささか不自然な点もある。彼の性格からして“本当は手切れの品では”ともささやかれていますよ」(芸能レポーター)

 9月8日をもってジャニーズ事務所を退社し、新しいスタートを切った稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾。ウワサされていたI元マネージャーと合流せずに、彼らはとある弁護士事務所を通して仕事を受けるフリーの立場を選んだ。

「とはいえ、その弁護士はかつてIさんの代理人を務めていて、大手芸能事務所とも関わりが深いと言います。紹介したのも彼女だとも。代理人契約は“新事務所が決まるまで”としていることから、後にIさんと3人が合流することは必然と見られています」(スポーツ紙記者)

 そんな門出を祝ってか、中居のマネージャーが9月9日に“餞別”を手に3人を訪ねて回ったというわけだ。

 スクープしたのは翌10日付の『日刊スポーツ』だった。

「ラジオ収録をしていた草なぎと香取、そして自宅にいた稲垣に高級バッグを届けた、という内容でした。その後の『週刊文春』や『女性セブン』が、高級バッグはルイ・ヴィトンで加えてグッチの服も渡していたことなど、詳細を伝えています。つまりは中居サイド、もしくはジャニーズが雑誌で出されるよりも先に友好関係にある新聞に“リーク”したのかもしれません」(前出・芸能レポーター)

 ちなみに中居のマネージャーが稲垣宅を訪れたとき、中居自身も車内にいた可能性も指摘されていたのだが、

「実際には中居さんはその場に来ておらず、自宅に人を入れたくない稲垣さんがわざわざ外に出向いてマネージャーから品物を受け取ったようです。それでも前日の8日深夜には中居さんから連絡を受けていたみたいですね。受け渡しの約束と、あとは何が話されたのか、2人のみぞ知る、です」(稲垣の知人)

 稲垣らが初志貫徹で脱退した一方で、独立の急先鋒とされながらも翻意して残留した中居。『週刊女性』も6月に「中居クンの(残るか出るか)考えは本当によくわからないんだよね」と稲垣がこぼすなど、中居が進退を3人に明言しなかったことを報じた。

「それが脱退するや否やコンタクトをとってきたということです。もともと中居さんは、共演者やスタッフに感謝や激励の意を込めて贈り物をすることで知られています。

 ですが、それを元メンバーにするのは他人行儀にも思えてしまうのです。それも服やバッグは旅立ちを匂わすアイテムですし、邪推すれば“お前ら、もうオレから旅立てよ”と突き放しているかのようで……」(テレビ局関係者)

 これが“手切れの証”とささやかれるワケなのだろう。