(5)お菓子は「なんとなく」で食べない

 お菓子を我慢してストレスを溜めることはよくありません。とはいえ間食を「無意識の習慣」にはしないようにしましょう。とくに食べたいという欲求がないのに、いつも食べているからとなんとなくお菓子を食べてしまったならば、それはただの無駄なカロリーになってしまいます。

 お菓子は、食べたいという欲求を感じたときにだけに楽しむことが鉄則です。友だちや同僚からお土産のお菓子を配られたときも、そのときにとくに食べたいわけでないのならば、無理に食べずに食べたくなるまでとっておくのがベストな方法です。

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(6)お菓子を食べるのならば、心が満足するものを選ぼう

 低カロリーのお菓子で満足できればいいのですが、カロリー多めのケーキを食べたいときもあるでしょう。そんなときには思い切って食べてしまうのもひとつの方法です。我慢し続けても結局、最終的には耐えられなくなってしまう、暴飲暴食につながるといった場合が多いのです。それならば1,2週間に1回はケーキを食べて、ストレスを発散する方がよほどいいのです。

 またどうせ食べるのならば、自分がその時に一番食べたいケーキを選んでください。そこで無理をしてカロリーが控えめなケーキを選んだとしても、よい結果につながりません。心に不満が残る分、またすぐに好きなケーキが食べたくなってしまうでしょう。カロリーよりも心の満足感を重視して、お気に入りのケーキをひとつ食べてください。

 そして、ケーキをおいしく食べたならば、翌日から2、3日は間食を控えるようにします。そうすれば、ケーキで太ることはありません。

 何事も我慢するばかりでは息が詰まってしまいます。締めるところはきっちりと締め、その上で抜くところは抜くようにする。息抜きは、ダイエットの必須条件なのです。