左上から時計回りに、吉岡里帆、武井咲、のん、志田未来、有村架純、西内まりや

 朝ドラ『ひよっこ』は終わったけど、有村架純がヒロインを務める映画『ナラタージュ』が公開中。『黒革の手帖』で悪女を演じた武井咲、『ごめん、愛してる』(TBS系)の吉岡里帆……。'93年生まれの女優が最近、妙に目立っているような。

「'93年生まれの女優はほかにもたくさんいますよ。西内まりや、のん、志田未来、新木優子、新川優愛もそう。彼女たちは、いわゆる“年女”で今年24歳。ドラマや映画のヒロインを演じるのにちょうどいい年齢ですから、露出が多くなって見かける機会が多いんです」(テレビ誌ライター)

“ハチロク世代”の反動

 '93年が女優豊作の年になったわけだが、以前にも黄金世代があった。芸能レポーターの川内天子氏いわく、それが“ハチロク世代”。

「石原さとみさん、北川景子さん、上野樹里さん、杏さん、沢尻エリカさんなどが '86年生まれの女優さんですね。この世代は演技力が高いだけでなく、インパクトのある個性的な女優さんたちが多かったんです」

 美女ぞろいだけど、確かにいろいろ事件があった。

「沢尻さんは“別に”発言のイメージが強烈でしたね。'07年に映画の舞台挨拶に出席した際に終始、不機嫌な態度で司会者からの質問にも笑顔を見せずにぶっきらぼうな返答。世間からは大バッシングでした。

 上野さんも問題児と言われていました。ベテランとタメ口で会話したり、共演者に演技指導を行ったりして、周りをヒヤヒヤさせる天然キャラが業界では有名でしたよ」(芸能プロ関係者)