スペシャルQ&A【太田基裕編】

――植原さんには言ってないけど、感謝していることは?

太田 『スカピン』のときは、ホントにたっくんの真面目さとか一生懸命さっていうのに、だいぶ救われました。僕らもやんなきゃって思わせてもらって、ピンパーネル団はみんなすごく素敵で、大好きなメンバーで、けっこう結束してました。だいぶ僕たち、ダメ出しされてたんで。演出家も外国の方で、僕らのことなんて一切知らないじゃないですか。ただの新人だと見られてたと思うんで、朝から晩まで稽古時間も長くて、みんなで共有する時間が多かったです。その中でやっぱりたっくんが、悩みながらも一生懸命やっている姿を見てたし。みんな悩んでましたけど、たっくんみたいな真っすぐな人がいると、すごく勇気づけられるというか、頑張らなきゃなと思わせてくれて、そういう意味ではすごく助かりましたね。

――植原さんに直してほしいところは?

太田 なんか変なところで、プレッシャーかけてくる(笑)。例えば、稽古のときとか、「歌、大変だね」と。たぶん自分自身にも言ってるつもりなんだろうけど、そういうのがちょいちょいあった気がする。「もっくん、これ歌、大変だよね~」とか、「ヤバいね、ヤバいね」とか。それをけっこう笑顔で言ってくるんですよ(笑)。そういうちょっとズルい感を出すときある。まあ面白いから直さなくてもいいんですけど(笑)。

――植原さんのトリセツを教えてください!

太田 たっくんのトリセツ、わかんないな~。でも褒めたらうれしそうな顔をちょっとだけするけど、内心めちゃくちゃ喜んでる気がする(笑)。褒めるとすっげー喜ぶと思います。だから褒め倒したほうが、彼のなかの評価は上がると思う(笑)。純粋で真っすぐだから、素直に喜ぶタイプな気がする。それでダメ出しとかされると、すごくヘコむみたいな(笑)。

太田基裕 撮影/廣瀬靖士

――何フェチですか?

太田 けっこう、指? 手先は、好きかもしれないですね。手とか指先の動きとかがしなやかだと、すごく魅力を感じる。自分もお芝居するときにけっこう手を意識するというか、手に表現をつけるのが好きだったりするので。そういう意味では、普段から指先の使い方とかが、なんか指が目に入っちゃいますね。

 ミュージカル『手紙』のときに演出家の藤田俊太郎さんに「指先を大事にしろ」って言われて。僕も思ってたことだったので、すごくそこでリンクしたことがあって。藤田さんから、蜷川幸雄さんはすごく「手を使え、手を使わない役者は不感症だ」って言ってたっていう話も聞いたりして。だから藤原竜也さんとかにも、床を這わせたり壁を触らせたり、手を伸ばすとか、すごく頻繁にさせていた。指先にすべての感覚が詰まってるから、指先に神経を全部もっていこうと。それができない役者はキレられてたっていう話を聞いて、なるほどねって。それでさらに手が好きになりましたね。

――仕事や人間関係など、頑張ってもうまくいかない友人にかける言葉は?

太田 「僕もよくあるから」って(笑)。僕もいつもうまくいかないからって共感をして励ます。僕もそういうときは、仲いい役者とか友達とかにLINEしたり会ってしゃべったり。聞いてもらって励ましてもらって、頑張るとかありますね。それがないと、僕も孤独になっていっちゃうんで。頑張ってもうまくいかないことって毎日ありますから(笑)。毎日現れるって感じです。

――今まで観た舞台作品で、一番印象に残っているものは?

太田 僕ね~、舞台、たぶん年に1~2本しか見ないんですよ(笑)。舞台よりは、ライブとか映画のほうが見たくなる。舞台だと勉強しなきゃってなっちゃうから。他の思考を入れたいんですよね。でも印象に残ってるのは、まだ学生の頃に家族で見た『浪人街』。唐沢寿明さんと松たか子さんが出演されてて。その頃は舞台とかぜんぜん興味なかったのに、“こりゃすげーや”って思ったのを覚えてますね。演出で水がものすごく出てきて、その中で殺陣(たて)をやるとか。音楽もたしか坂本龍一さんで(※編集部注:主題曲を坂本龍一が手がけた)、世界観が素晴らしいなっていうのは今でも残ってるんですよね。お客さんをこんなに楽しませることが舞台でできるんだなって。

――今、ハマっていることは?

太田 フルーツをけっこう頻繁に食べてます。パイナップルは基本的にずっとあるので、定番でよく食べますけど、桃とかぶどうとか、その時季のフルーツを食べる。でも一番好きなのはパッションフルーツかな。あとマンゴーも大好きです。フルーツをたくさん食べたくなるときが、ときどきあるんですよね~。来るんですよ、フルーツを欲する波が。たぶん少し疲れてるときな気がする。最近は稽古場に行くときに、毎日買ってますね。

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<プロフィール>
うえはら・たくや◎1988年6月22日、大阪府出身。A型。2000年デビュー。ミュージカルからストレートプレイまで数多くの舞台に出演する実力派。今後は、ミュージカル「『黒執事』-Tango on the Campania-」(12月31日~TBS赤坂ACTシアターほか)、地球ゴージャス プロデュース公演Vol.15『ZEROTOPIA』(’18年4月9日~TBS赤坂ACTシアターほか)出演。

おおた・もとひろ◎1987年1月19日、東京都出身。A型。’09年舞台デビュー。以降、舞台を中心に活動。今後は、ミュージカル『刀剣乱舞』~真剣乱舞祭2017~(12月8日~東京、大阪、埼玉、中国・広州)、ミュージカル『Romale~ロマを生き抜いた女 カルメン~』(東京公演:’18年3月23日~4月8日東京芸術劇場プレイハウス/大阪公演:4月11日~21日梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)出演。

(取材・文/井ノ口裕子 撮影/廣瀬靖士 ヘアメイク/Emiy スタイリング/小島竜太[太田さん] 撮影協力/日本土地建物・京橋エドグラン)

<撮影場所>
京橋エドグラン http://www.edogrand.tokyo/
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