二日酔いは避けられる!

 朝に集中して仕事を終わらせて、夜は早めに、できれば定時で帰りたい。でも実際は、仕事が終わっていても、「夜のおつき合い」で帰れないということも多いのではないでしょうか?

 取引先と意気投合して仕事がスムーズに運ぶようになったり、チャンスがもらえたりといったメリットを考えると、なかなか断りきれないのが現実です。

 連日飲み会でグロッキー状態、うまく仕事に集中できない!というときのために知っておきたいのが、次の日にダメージを残さないお酒の飲み方。そう、二日酔いは避けられるのです。

当記事は「BUSINESSLIFE」(運営:ビジネスライフ)の提供記事です

「とりあえずビール」の注意点

 席につくなり「とりあえずビール!」と口にするサラリーマン。飲み屋でよく見る光景です。二杯目からはカクテルやサワーにするという人も、「乾杯もあるし」「ずっとは飽きるけど最初ののどごしはやめられない」といった理由から、最初の一杯がビールをいう人はかなりいるのではないでしょうか。

 さて、まずここで気をつけたいのが、容器の大きさです。二日酔いにならない飲み方その(1)は、大きなジョッキは避けてグラスで飲むということ。のどが渇いていると、多少量が多くても飲み干してしまうのが人情というものですから、最初から大ジョッキで頼んでしまうと、勢いでぐいっと飲んでしまう危険性があります。

 個人差にもよりますが、アルコールの摂取量が多ければ多いほど、体への負担は増していくものです。初歩的なことですが、最初から飲みすぎない工夫を施しておくことが第一なのです。

お酒の隣には必ずお冷を

 二杯目以降を何の工夫もなく飲んでいては、二日酔いになる確率はぐんぐん上がるばかり。アルコールが入りほろ酔い気分になると、ついついもっと飲みたくなってしまうものですが、そうなる前に打つべき対策があります。

 二日酔いにならない飲み方その(2)は、ズバリ「水」を飲むということ。意識的にお冷を横に置き、ビールなどのお酒と交互に飲むようにするようにするのです。

 理由はアルコール代謝の仕組みにあります。体内でアルコールを代謝するとき、大量の水分を必要とされるため、水分をとらずに濃度の濃いアルコールをガブガブ飲むと代謝に時間がかかり、アルコールが次の日まで体内に残ってしまいまうのです。