銭湯とスーパー銭湯の違いは?

銭湯とスーパー銭湯!?

 コーヒー牛乳を置いているかどうかで違うとか!?

明らかな違いは料金。銭湯は終戦直後の“物価統制令”が残っていて、各都道府県の条例で料金が定められていますが、スーパー銭湯は自由料金です。また銭湯は主に地域住民の利用頻度が高いですが、スーパー銭湯はより規模が大きく、入浴以外の娯楽性が高いため家族連れも多いです」

 そう話すのは『ザ・東京銭湯』などの著者で、日本銭湯文化協会理事の町田忍さん。

 スーパー銭湯は、銭湯と差別化するために“銭湯を超えた”という意味で銭湯に“スーパー”をつけたもの。ただし、以前は充実した施設=スーパー銭湯という認識だったが、近年は銭湯にも露天風呂などの設備が充実、境がなくなってきているとか。

牧師と神父

『キリスト教の歳時記──知っておきたい教会の文化』などの著者・八木谷涼子さんによると、

プロテスタント教会にいるのが牧師。神父はカトリック教会および正教会の司祭に対する呼称です。厳密に言うと、プロテスタントにもごく一部に“神父”と呼ばれる人がいますが、カトリック教会と正教会には“牧師”と呼ばれる人はいません。また、神父は男性のみで、その地位についてからは結婚ができませんが牧師は女性もいて、しかも結婚が可能という違いがあります」

 どちらも教会の礼拝をつかさどり、信徒を教え導き伝道をするという役割がある。ちなみに、牧師は英語でPastor(牧者の意)、神父は父親のような存在という意味でFatherと呼ばれているとか。