キムタク自身が運転

12月中旬に行われた『BG』のロケ。空港のシーンを都内の商業ビルで撮影。(左)木村拓哉(右)満島真之介
12月中旬に行われた『BG』のロケ。空港のシーンを都内の商業ビルで撮影。(左)木村拓哉(右)満島真之介
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『99・9』と視聴率争いを繰り広げているのは、木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)。武器を持たない民間のボディガードを木村ほか、斎藤工菜々緒らが演じている。

『ドクターX』で高視聴率を獲得した枠ですから、現場でのプレッシャーは大きい。木村さんも毎回、全力投球していますよ。テレ朝はかつてドラマ撮影中に自動車事故があり、これまで主演クラスには車の運転はさせなかったんです。しかし、リアリティーを重視する木村さんは自分で運転。危険な場所でのアクションもスタントマンなしでやるなど、自らアイデアを出しています」(ドラマ制作スタッフ)

 初回こそ『99・9』を上回ったが、その後は2位に落ち着いている。下がった士気を上げるのは、やはり木村だった。

「実は、木村さんの差し入れを楽しみにしている人がとっても多いんです。先日は、ここ最近の気候を考えてか、暖かいジャンパーをプレゼントしてくれました。別の日には、とんこつラーメンのケータリング。スタミナがつきました」(同・制作スタッフ)

 木村が現場の心をしっかりつかんでいるようで、団結は固い。

「和気あいあいとしています。台本をその日に撮影するぶんだけ刷った『割本』と呼ばれるものの表紙に、毎回心理テストが入っているんです。4択なのですが、意外と盛り上がっていて。毎日“当たってる!”とか“マジか〜”など、笑い声が響いています」(同・制作スタッフ)

 石原さとみが法医解剖医を演じる『アンナチュラル』(TBS系)も視聴率2ケタをキープしている。

「『不自然死究明研究所(UDIラボ)』を舞台に、遺体を解剖し、死因を探るという重たい内容。カットがかかると緊張から解き放たれ、石原さんや井浦新さん、窪田正孝さん、市川実日子さんらが仲よく笑いあってまるで学校のようです」(TBS関係者)