2月6日、宮内庁が秋篠宮家の長女・眞子さまと国際基督教大学(ICU)時代の同級生・小室圭さんとの結婚関係の儀式を延期すると発表した。

 同日の夜7時半ごろ、自宅に帰宅した圭さんに記者が質問を投げかけた。

――延期されたのは、430万円の借金を返すためなのでしょうか。

「……」

――眞子さまに対しての思いは変わりませんか。

「……」

 すべての質問に無言だった圭さんだが、自宅マンションへ入ろうとした際、集まっていた報道陣に深く一礼し、その場をあとにした――。

 とある皇室担当記者は、今回の「延期」に関して、次のような見解を示す。

一度決まった結婚関連の儀式を白紙に戻すのは“異例”です。

 宮家担当の責任者に当たる加地隆治宮務主管は記者会見で、“あくまで必要な準備を行うための延期であり、結婚のご意思は変わりない”と何度も強調しましたが、関係者の間では週刊誌報道の影響もあると見ています」(皇室担当記者)

 昨年12月、『週刊女性』が圭さんの母親・佳代さんが元婚約者に400万円超の「借金トラブル」があると報じ、各週刊誌が後追い記事を連発。

 状況を重く見た宮内庁は、圭さんを極秘に呼び出していたという。

「トラブルの記事が出たあとに圭さんを呼び出したのは、トラブルの件に関する説明を求めるためだと思われます。

 宮内庁も今回は見すごせない“事件”として、対応に苦慮した結果、延期という判断に至ったようです」(宮内庁関係者)

 しかし、記事が出たあとに圭さんは秋篠宮さまに対して不誠実な対応を取ろうとしたことが、「婚約延期」になった最大の理由だというのは、とある秋篠宮家関係者。

「記事が出たあと、圭さんから“この件は知らなかった、説明したい”と申し出たのですが、秋篠宮さまははっきり断られました。

 借金の理由は、圭さんの学費や留学費用が含まれていて、本人が認識していることは明らかだったため、殿下に“嘘”をついていたのです。

 その後も“知らなかった”と言い続けた圭さん対し、眞子さまはショックを受けていたと聞いています」

 とある皇室ジャーナリストは、延期の理由を秋篠宮家の立場も関係しているとみる。

「来年の陛下の退位によって、秋篠宮さまは皇太子待遇に、さらには長男・悠仁さまは未来の天皇陛下です。

 眞子さまが結婚されれば、圭さんは“天皇の義兄”という重要な立ち位置になるわけです。天皇の義兄が、借金トラブルについて“嘘”をついたという“不信感”が今回の延期につながった可能性は否定できないでしょう」

 一度失った「信用」を圭さんは取り返せるのだろうか。