コラボ企画が続々登場!

 50周年を迎えた『ボンカレー』は、節目の年を迎えたり、接点を持つさまざまな企業とコラボ。エースコックの発売30周年を迎えた大盛りカップ麺『スーパーカップ』とコラボし、2商品が販売されている。大手農機メーカーのクボタとは、お互いに日本の農業を応援していることから、50周年を迎えるクボタの田植機の展示会に『ボンカレー』のパッケージカラー(赤、黄色、オレンジ)をイメージした田植機(非売品)が登場。今後もコラボ企画が予定されている。

『スーパーカップ』とのコラボ商品(写真左)、クボタの『ボンカレー』のパッケージカラーをイメージした田植機
『スーパーカップ』とのコラボ商品(写真左)、クボタの『ボンカレー』のパッケージカラーをイメージした田植機
すべての写真を見る

沖縄は『元祖ボンカレー』が売り上げ9割!

 松山容子がトレードマークの『元祖ボンカレー』は、2003年に沖縄県以外では販売中止に。同県では『ボンカレーゴールド』なども販売されているが、『元祖ボンカレー』の販売数が9割を占めるそう。「いちばん最初のブランドを大切にする沖縄の県民性と、台風による船便遅延時の備蓄食として根づいているのが理由かもしれません」(大塚食品広報)。沖縄では、他社のレトルトカレーでも“ボンカレー”と呼んでいるそうで、まさに代名詞!

(取材・文/小山内美貴子)