現場での思い出のひとつに、麻生も大喜びしたという廃屋での撮影で待機場所として用意されたテントを挙げた。

“熟女クラブ洞穴”と名づけて、プロデューサーや監督をおもてなしして、盛り上がっていました(笑)」

百合子は亜矢率いる三浦班のメンバーとともに事件の謎に迫る (c)テレビ東京
百合子は亜矢率いる三浦班のメンバーとともに事件の謎に迫る (c)テレビ東京
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 最終回(3月9日放送)は2時間スペシャル。ラーメン店強盗事件を起こした男(石橋蓮司)が、晋作の死の真相に言及。殉職事件の犯人は誰なのか、すべての謎が明らかに。

「この回だけでも、十分お楽しみいただけます。見終わって“カクホ・ロス”になってください!」

クランクアップの
サプライズに号泣

ドラマの最大の見どころは、名取さんと麻生さんの掛け合い。表面上のおとぼけに加えて、腹の探り合いという二重構造になっています。おふたりでなければ成立しませんでした」と語るのは、山鹿達也チーフプロデューサー。

「圧倒的な存在感のある名取さんはもちろん、本格的な刑事役は初めてという麻生さんの班長ぶりも見事でした。チームワークもよく、にぎやかな撮影現場でした」(山鹿CP、以下同)

 クランクアップでは、名取が号泣したという。

「最終日は、百合子が土砂降りの雨の中を走るシーンだったので、名取さんおひとりでした。でも、すべての撮影が終わったとき、麻生さんと三浦班のメンバー全員が登場するというサプライズがあって、名取さんはびっくり。感激で、号泣していました。大どんでん返しもある本作。結末はもちろん、百合子が“カクホ!”と声をあげるのか、見届けてください」

■“カクホ”名物のグルメシーン

名取と高橋、実は出身校が同じ! (c)テレビ東京
名取と高橋、実は出身校が同じ! (c)テレビ東京

 百合子が如月らとおいしいものを食べるシーンが登場するのは、このドラマのお決まり。最終話では、驚きのシーンで、百合子はハンバーガーをパクつくので、お楽しみに! ちなみに、演じる名取と高橋は、青山学院大学卒業の先輩後輩。母校の箱根駅伝優勝の話題で盛り上がったそう。