春と秋の改編期、テレビ各局のテレビマンたちが気を張るのは、タレント同士の不仲問題。熱愛関係、過去の因縁、キャラかぶり、理由はさまざまだが、“共演NGリスト”が芸能界には出回っているという。

 女優界に目を向けると、主演ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)が好評な石原さとみ(30)は、2月からは舞台『密やかな結晶』に主演。4月期の連ドラは休みだが、そんな彼女にささやかれるのが、今後のジャニーズタレントとの共演禁止令だという。理由は山Pこと、山下智久(32)との関係だ。

「2人は、15年秋頃から熱愛関係になり、一時は結婚秒読みといわれていました。ですが、昨年秋に結局、結婚観の相違から破局したといわれています」(女性誌記者)

 今年1月下旬には、山Pが人気モデルを連れてハワイ旅行を楽しむ姿が目撃され、新恋人と報じられもした。ところが、「別れたはずの山下が帰国後、石原の自宅を訪れていたというんです。それも彼女の大事な主演舞台の初日前夜に。“彼は忘れ物を取りに行っただけ”という報道もありましたが、はたして、本当にそれだけだったのか……」(前同)

ジャニーズタレントの共演NG説

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 だが、そうなると、タレントの熱愛にはめっぽう厳しい、山下が所属するジャニーズ事務所は面白くない。

「これまで石原はジャニタレと共演することも多く、ジャニーズからの覚えもめでたかったんですが、山Pとの関係がドロドロしたものになると話は別。一転して共演NGという方向に発展しかねません」(同)

 4月スタートの連ドラ『正義のセ』(日本テレビ系)でヒロインの検事に扮する吉高由里子(29)も、ジャニーズ事務所の“共演NG女優リスト”入りしていると、もっぱらだ。

「関ジャニ∞の大倉忠義(32)との熱愛騒動が原因です。16年6月に最初に熱愛が報じられたときに、大倉は交際を否定したにもかかわらず、4か月後の10月、お忍びでのバリ島旅行がフライデーされてしまった。これに事務所のジュリー副社長が大激怒。“フライデーの記事を後追いしたメディアとは絶縁する”と宣言するほど、ご立腹だったんです。木村拓哉(45)、二宮和也(34)と共演する今年公開予定の映画『検察側の罪人』は前々から決まっていた仕事でしょうが、今後はないんじゃないかと」(前出の芸能記者)

 吉田羊(年齢非公表)も、16年にHey! Say! JUMPの中島裕翔(24)を自宅に7連泊させた科でNGリスト入り。「昨秋の『TBS感謝祭』では、“吉田とジャニタレのツーショットはNG”と現場にお達しがありました」(前出の放送作家)

 ドラマや映画で甘い恋を演じることもある彼女たちにも、絶対演じあうことのできない“共演NG”の相手がいるようだ。