こちらは後に草なぎ剛も加わり、2014年までの放送期間に、バラエティ・アイドルとしてのSMAPをさらに強固な存在に育てていった。

 またSMAPの爆発的な人気獲得を受け、『夢がMORI MORI』と入れ替わりでフジテレビがレギュラー放送を始めたのが、アイドルグループ・SMAPの代表作となった『SMAP×SMAP』である。

 関西テレビ・フジテレビの共同制作で1996年4月に始まった、SMAP初のゴールデン帯レギュラー番組『SMAP×SMAP』は、料理、コント、歌と家族全員が楽しめる内容でありながら、森且行の脱退や稲垣吾郎・草なぎ剛の謹慎など、本来ならタブーとされる話題も真正面から取り上げ、歴代最高視聴率34・2%を記録、SMAP人気はこの番組によって不動のものとなった。

 他にもSMAPメンバーはフジテレビの番組に多数出演、中でも1998年10月からレギュラー放送されていた『サタ☆スマ』での香取扮する”慎吾ママ”は、挨拶として使っていた「おっはー」が2000年の新語・流行語大賞を受賞するなど、日本国中を巻き込んだ一大ブームも巻き起こしている。

 そういったフジテレビとSMAPの長い歴史のフィナーレにあたるのが、実は『おじゃMAP!!』の最終回だった。

 さまざまな形でフジテレビに26年間出演を続けていたSMAPメンバーは、『おじゃMAP!!』の終了をもって、ついにレギュラー番組が消滅。その歴史の最後を担当することになった香取が発したのが、あの「フジテレビありがとう!」ということばだったのだ。

フジテレビ

時代が変わっても、SMAPではなくなっても、変わらなかった感謝

 もっと振り返ると『夢がMORI MORI』のさらに4年前、結成直後でまだCDデビューすらしていない10代前半のSMAPが初めてテレビにレギュラー出演したのも、やはりフジテレビ、『いつみ・加トちゃんのWA-ッと集まれ!!』であった。