“ハデ顔”と“薄顔”で老けて見えるスピードは違う?

――なるほど。ところで中谷・松雪組の“ハデ顔”と、木村・吉瀬組の“薄顔”では、老けて見えるスピードに違いはありますか?

高須「やはり若い頃はパッと見を重視するので、一時的に目立ちやすいハデ顔のほうがきれいという印象は強いですね。でも年齢を重ねてからは、印象の薄い地味な顔立ちのほうが老けは目立ちません。大輪の花のほうが枯れると汚くなるように、人間も同じかもしれないね」

――確かにそうかもしれません……! ところで、木村さんはパーツの印象が薄いだけではなく、幸せに縁遠い“薄幸顔”とも言われていますが、そう言われるゆえんは顔のどんなところにあると思いますか?

高須幸が薄そうな顔の特徴は、『頬がこけている、唇が薄い、目力が弱い、黒目が小さい』こと。だから実は松雪さんのほうが、顔自体は幸が薄い感じです。でも、ヘアメイクやファッションの方向性で木村さんのほうが話題に上がるんだろうね」

――となると、逆にハッピー顔なのは?

高須頬がふっくらとして、目に表情がある吉瀬さんだね! ある年齢になったら、美人・不美人よりハッピーオーラが大事だと思うな!


<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。最新刊は『炎上上等』(扶桑社新書)。