タクシー運転手を暴行して逮捕

 酔っぱらって、事件を起こしたといえば、木村一八。'88年11月、俳優として人気も出てきた矢先のことである。タクシー運転手に暴行し傷害容疑で逮捕された。

「木村は遊び仲間と飲酒後、六本木の路上でタクシーを止めようとしたが、乗車拒否され立腹。後続のタクシーに八つ当たりして車体を蹴飛ばし、運転手を引きずり出して、殴る蹴るの暴行を加えました。

 運転手は脳挫傷で意識不明の重体となり、その後、木村は少年院に送致されました。結果、芸能活動を停止し、復帰するまでに10年以上かかっています」(スポーツ紙記者)

 '11年8月に芸能界を引退した島田紳助が起こしたのが、女性マネージャー暴行事件。

「'04年の10月でした。大阪のテレビ局の社内で、同じ吉本に所属する女性マネージャーの態度に激怒、自分の控室に連れ込んで、拳や物で殴り、髪をつかんで壁に打ち付けるなど暴行を加えました。女性は全治1週間のケガを負いました」(ワイドショースタッフ)

 事件後、島田はテレビ出演を控えていたが、翌年年明けに復帰。

「マネージャーの態度が悪かったとはいえ、五十過ぎの男が女性に暴力を振るったということで、イメージはガタ落ちでした。その後、ある雑誌が行ったアンケート『嫌いな芸人ランキング』では1位になりましたからね」(前出・スポーツ紙記者)

 復帰後は謹慎前にも増す活躍ぶりであったが、'09年、バラエテイ番組の生放送中に若手芸人を恫喝する姿が映し出され、

「また、バッシングを浴び、嫌われ度が増しました。彼の暴力的な性格が浮き彫りとなり、ファン離れも起きたところに、暴力団との関係が露見しましたから、擁護する人は少なかったですね」

 前代未聞と言えるのは、'16年6月に名古屋のご当地タレント・宮地佑紀生が起こした事件。