LEEHI(イ・ハイ) 撮影/吉岡竜紀

 BIGBANG、WINNER、iKON、BLACKPINKと日本でも大人気のグループが所属するYG ENTERTAINMENTに名前を連ねる実力派シンガーLEE HI(イ・ハイ)。キュートな顔立ちからは想像もできないほどのパワフルでソウルフルな歌声。幼いころから歌手を目指していたのだろうと思ったら……。

 一度聴いたら忘れられない、世界が注目する女性シンガー
 LEE HI(イ・ハイ) INTERVIEW

――デビューのきっかけは、韓国のオーディション番組『K-POPスター』シーズン1への出演。当時通っていた高校の先生に推薦されたからと聞きました。自分から「出場しよう」と思ったことは?

「全然、なかったです。人前で歌うのが苦手だったんです。周りの友達から“うまいね”と言われたことはあったのですが、歌手になろうと思ったことは1度もなかったです」

――これだけの才能を持っているのに!?

「いえいえ。両親からは1度も“うまい”って言われたことがなかったんです。それもあって、もし、歌手になったとしても、きっと成功しないだろうなと思っていました。それに、芸能界への憧れも特になくて。というよりも、自分が住む世界とはまったく違う場所だと思っていました」

――思いがけずオーディションで大注目されて、デビューすることになったんですね。

「そだねー。あっ、この言葉、同じ意味の韓国語が私の口グセなんです(笑)」

――平昌オリンピックで日本のカーリング女子チームが流行らせた“そだねー”かと思いました。北海道の方言なんですよ

「この言葉、流行っているんですか!? 本当に? 毎日のように使っています(笑)」

――話を戻しますが、BIGBANGなどが所属している事務所からオファーが来たって、すごいことですよね

「私も、本当に不思議でした。あのBIGBANG先輩と同じ事務所に入るっていうことが。もともと、先輩たちの大ファンだったんです。だから、初めのころは、会社で先輩たちに会うと“あっ! BIGBANGだ!!”と驚いて。いまは少し慣れてきて“お兄さんたちだ”と思えるようになってきました。でも、なかなか会う機会がないんですよ。たまたま、D-LITE先輩と同じ日本語の先生に習っていて、先生を通して“日本の会場は音響が素晴らしい”とか、いろいろな日本のことを教えてもらっています」

――韓国でのデビューは6年前にデジタルシングル『1、2、3、4』で。本国の5つの音楽配信サイトで1位を記録したのはもちろん、米ビルボードK-POPチャートでも3週連続1位を獲得するなど、華々しいものでしたね。“怪物新人”とも言われて。

「あっという間に時間がたってしまった印象で、当時のことをはっきり思い出せないんです。みなさんからたくさん応援していただけて、今考えると本当にありがたいですね。当時は、外に出る時間もあまりなくて、(デビューしたことを)実感することもできなかったんです」

――そうだったんですね。そして、再び新人として日本で活動がスタートしました。

「そだねー(笑)。みなさんが感じている以上に、本当にうれしいんです。でも、それを外に出せない性格で。ちょっと恥ずかしがり屋なんです(笑)」