30歳、男性経験なし。恋にも仕事にも奥手で、デザイン会社に勤めるデザイナーながらも、気づけば資料制作などの事務のエキスパートになっていた南さやか(中村アン)。そんな彼女が3か月間の記憶を失い、その間に年下ドSイケメンと同棲するキラキラ女子に変身していた!! 記憶とともに、自信も取り戻していくドラマ『ラブリラン』。

 同棲中のドSイケメン・町田翔平役の古川雄輝(30)と、さやかの初恋の人で優しい幼なじみ、鷺沢亮介を演じる大谷亮平(37)の対照的イケメンふたりにインタビュー。

大谷「古川さんは、原作コミックの町田にピッタリな印象を受けました。自分とは違うタイプなので、お会いするたびに”いいなぁ“とうらやましく思っています

古川「僕から見ると、大谷さんはかなり大人なイメージですね。男らしい男性に憧れがあるので、こういうふうになりたいなと

大谷「本当!?」

古川「機会があると、いつも言っています。いま、大谷さんって37歳ですよね。僕、7年後、たぶん、こうなれないんですよ。でも、なりたい。大人の色気というか……」

大谷「ないよ、ぜんぜん。それっぽく、やっているけど(笑)」

古川「年下に見られることが多いので、大人っぽい男性に憧れます。それと、男から見てカッコいいと思われることがあまりなくて」

大谷「そんなことないよ!! スラッとして、きれいで」

古川同性から好かれるほうがうれしいときもあるじゃないですか

大谷でも、異性からモテたいでしょ(笑)

古川もちろんです(笑)

 ともに笑顔を浮かべる。今後、ドラマでは、さやかをめぐり三角関係に発展していく町田と亮介。もし、さやかのような女性がそばにいたら? と聞くと、ともに記憶を失っている間のキラキラ女子のさやかよりも、以前の服装が地味なころや、変身後に3か月前の記憶を取り戻したさやかのほうに惹かれるとの答えが。

古川「僕、変身後の中身が過去のさやかに戻った状態がいちばん好きなんです。完全にキレイに、キラキラに変身されちゃうとひるんじゃうんで。キラキラじゃないときのほうが、声をかけやすいし、ちょっかいも出しやすいじゃないですか。そうしているうちに仲よくなれそう」

大谷「完璧な女性に声をかけにくいと思っている男性のほうが多いと思いますよ。結構、男ってそうです(笑)

 ふたりの意見にちょっぴり差が出たのは、相手との距離に話が及んだとき。

古川「(大谷演じる)亮介って、さやかの顔を両手で包んだりするんです。僕もどこかに、そういう感じで頭ポンポンみたいなのを入れたいんですけど、町田は彼の優しさゆえにボディータッチができない。でも、女の子は“いいな”ってなると思います」

大谷「でも、本当に大事なときにするのが町田(古川)な気がする。古川くんは、カナダ?(「カナダとアメリカ両方です」と古川)、僕もアジア圏で生活していたときがあって、日本より相手との距離が近いことが多かったんです。例えば、仲間に向かって肩を軽くたたきながら“ありがとう”とか。相手が男性なら、ハグして感謝を伝えたり。つい、日本でも同じように表現したくなるんですけど、あまりそういう文化がないですよね」

古川僕、帰国子女ですけど、人見知りなのでまったくないですね。狙っている子にだったら、頭ポンポンするかもしれませんけど(笑)