─現在、ご主人と離婚調停中と伺っておりますが?

「それに答える義務はございません」

 と、強い口調で話すものの、事実関係を否定することはなかった。

─斉藤さんに対するお気持ちは?

「すみません……」

 そう言い残し、自宅に入っていった。

「不倫騒動から半年が過ぎ、禊はすんだと思われていましたが、相手の家庭を壊したとなると、取り返しがつかないほどのイメージダウンですよ。まあ女優としては活躍できるかもしれませんが、CMなどはかなり厳しいでしょうね」(広告代理店関係者)

 では、当の本人はA氏の家庭崩壊についてどう思っているのだろうか?

斉藤を直撃するとーー

 5月下旬に自宅からひとりで出てきた斉藤を直撃した。

─A氏が奥さまと離婚の話が進んでいるそうなのですが、どう思われますか?

すみません、写真はやめていただいてもいいですか

 そう言うと、うつむきながら足早に隣の駐車場へ。

─不倫騒動の影響で、A氏は離婚調停をしているそうですが?

あの、すみません。これから出かけますので……

─不倫相手の家庭が壊れたことについて、どう思われますか?

…………

 無言のまま記者を一瞥すると、勢いよく車のドアを閉め、猛スピードで走り去っていった。そこで、彼女の所属事務所に問い合わせると、

コメントすることは何もありません

 とのこと。

 家族ぐるみでの付き合いをしていた主治医との5年に及ぶ不倫劇。A氏自身の責任でもあるが、彼女が背負う十字架も、想像以上に重くのしかかることになりそうだ─。