これまでの常識を覆す1日3食、穀物摂取のすすめ

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「食べなければ痩せる」と思われがちですが、40代以上に関して言えば、大間違いです。むしろ、食べないと痩せません。

 食べずに空腹の状態のままでいることは、痩せにくい身体をつくることになります。

 空腹の状態で食事をすると、血糖値が急激に上がります。すると、血糖値を早く下げるためにインシュリンが大量に分泌されます。このインシュリンは、消費されなかった炭水化物などに含まれる糖を脂肪に変えて蓄えるという働きがあります。

「空腹になる⇒甘いものなど糖の多いものを食べる⇒血糖値が上がる⇒インシュリンが大量に分泌される⇒太りやすくなる」という事態を招いてしまうのです。

 つまり、“空腹はダイエットの大敵”というわけです。

「モデル体型ダイエット」では、水分、穀物、卵、乳製品、野菜、果物・芋類、肉・魚・豆のすべてを摂取する「黄金バランスの食事」を推奨しています。1日3食、この「黄金バランスの食事」をすることで、健康的に、痩せることができます。

 それぞれの食品は1日に摂取すべき量が決まっていますが、中でも、特に穀物(炭水化物)は、3食必ず、食べることが大切です(お米だけでなく、パンでも麺でもOK!)。

 実践者の中には、穀物をしっかり食べるだけで、痩せて体質が変わったという方がいらっしゃるくらい、穀物の摂取は必須です。