「昨年9月に納骨が行われました。墓石には麻央さんの諡(おくりな)が彫られ、海老蔵さんの父・團十郎さんと同じお墓に眠っています」(スポーツ紙記者)

 麻央さんのお墓をめぐっては、さまざまな意見が歌舞伎界で飛び交っていたという。

彼女のお骨を成田屋代々の墓に入れるかどうかは賛否両論ありました。海老蔵さんに後妻をめとって歌舞伎にいそしんでほしいという願いがあるため、後妻とモメる原因をつくりたくなかったからです。

 無事にお墓に入れたのも海老蔵さんの“麻央と最後まで一緒に”の強い思いのおかげでしょう」(梨園関係者)

ふたりが住んだ豪邸の様子は?

 しかし、海老蔵と麻央さんが生活をともにした高級住宅街にある一軒家は、現在も“もぬけの殻”状態。

売却は否定したが、自宅に人の気配はない
売却は否定したが、自宅に人の気配はない

「麻央さんの闘病で少し離れたマンションに移って以降、海老蔵さんの姿は全然見かけません。5月上旬にはスタッフらしき人が車に段ボールを積んでいるところは見ましたね。ときどき人の出入りはあるようです。家に残した荷物を取りに来ているのではないでしょうか」(近隣住民)

 自宅を売却するという報道もあったが、本人はそれを否定。一部では“思い出がいっぱい詰まった自宅を手放せない”とも言われているが……。

実は、お風呂を大きくしたり稽古場を作ったりと、一般の人にとってはかなり特殊な造りになってるため、なかなか買い手がつきにくいとも言われています」(不動産関係者)

 現在は人が住んでいる様子はないようだが、近所では海老蔵親子がよく目撃されている。麻央さんが亡くなってからは、忙しい中でも親子で過ごす時間をとても大切にしているという海老蔵。

3月下旬の花見シーズンに、実家の前に止まった車から海老蔵さんと娘さんが出てきました。近くの公園に行き、走り回って遊んでいましたね」(別の近隣住民)

 生活の拠点を移しながらも、思い出の場所は手放せずにいるようだ─。