――少し話を戻して、共演された『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~』で思い出深いことは?

藤田 俺は、上海公演で中国が初めてだったんですけど。全部の食べ物に八角が入ってるんですよ。苦手じゃないんですけど、ちょっと飽きてきて、八角が入ってないものが食べたくなって。

佐藤 なりますよね。

藤田 そのとき流司に連れてってもらったアメリカンのお店が、めちゃめちゃおいしかったです。

佐藤 俺の行きつけがあるんですよ。アメリカンバーみたいな、ハンバーガーとかパスタとかピザを出してくれるお店なんですけど。

藤田 そう、流司のホームグラウンドみたいな感じで、お店の人ともめちゃ仲よくて。天国でした(笑)。あの夜はすごく楽しかったですね~。

佐藤 俺はね、稽古場かリハ中か忘れましたけど、裏で玲くんが2本、竹光かなにかを持って、ひょろひょろひょろで振ってて。それが『牙狼<GARO>』で見てた玲くんだったんですよ。

藤田 (涼邑零は)二刀流だからね(笑)。

佐藤 うん。おお~! あれやあれや! って思った。

藤田玲 撮影/伊藤和幸
藤田玲 撮影/伊藤和幸
すべての写真を見る

藤田 あれは触発されただけなんですけどね。流司だけ刀振るキャラだったから羨ましくて。俺の役はクナイと棒しか持てなかったので、“刀振りた~い!”ってなったんですよ。しかもサスケ(佐藤さん)の素早い殺陣(たて)がカッコいいと思って、裏に行って人の刀でストレス発散してたんです(笑)。