それは住民を笑顔にし、勇気づける“嵐”だった。

「まだまだ暑い夏、大変だと思いますが、乗り切ってください。これからも東京からきちんと、自分たち5人……だけじゃなく、ジャニーズのアーティストみんなで応援してますし、きっかけを作って、ぜひ、みなさんにまた会えるように来たいと思うんで、暑い夏、頑張ってください! お邪魔しました!」

 7月20日に、被災地でそう誓ったのは嵐の松本潤

寄付総額は20億円

 6月末に西日本を襲った集中豪雨。多くの死者を出した災害に立ち上がったのは、東日本大震災以降、毎年、復興支援を行っている嵐だ。

「嵐は、'11年より東日本大震災の復興支援として『嵐のワクワク学校』というイベントを開催しています。

 これまでイベントの収益の一部は、東日本大震災の被災地に寄付されてきましたが、今年は西日本豪雨の被災地である広島県・岡山県・愛媛県にそれぞれ5000万円ずつ寄付されました。今回の寄付で、ワクワク学校の寄付総額は20億円に上ったそうです」(スポーツ紙記者)

 今回、嵐は松本が広島と愛媛に、二宮和也が岡山を訪問し、それぞれの知事に義援金と支援物資を寄付した。

「松本さんと二宮さんは、実際に被災地で避難所となっている小学校も訪問しました。それぞれ写真撮影やサインに応じましたが、ジャニーズのアーティストがこれらに応じるのは極めて異例なことですね」(同・スポーツ紙記者)