戸田恵梨香と成田凌

 戸田恵梨香成田凌のツーショット写真が『フライデー』(9月7日号)に掲載された。

 同誌のページを開いて、まず目に飛び込んできたのは「LOVE」とプリントされたタオルを羽織った成田が、戸田の肩を抱いている写真。

 おっ、さすがフライデー!

 セブ島まで追いかけていったか、と思ったのは早とちりだった。記事のタイトルに『セブ島旅行の「ラブラブ写真」が流出』とあるではないか。

 《まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな1枚》は、実はツイッターに流出した写真だったのである。

 週刊誌のスクープ写真は大きく分けると3つある。張り込みなどでカメラマンが撮った写真、外部から持ち込まれた写真、そして最近ではSNSなどに投稿された写真がそれだ(厳密に言えば、投稿された写真はすでに誰かの目に触れている可能性もあるので、スクープとは言い難いが……)。

 そして特に後者ふたつのケースが、いわゆる“流出写真”となる。

流出はこれまでにも……

 昔も今も多く見られるのが、かつては“ニャンニャン写真”と呼ばれたベッド写真。

 ほかには、プリクラ写真があった。10年ほど前に流出した、中居正広と元フジテレビアナウンサー中野美奈子のキス写真は話題になったものだ。

 もちろんプリクラ写真そのものが出回ったわけではないが、本人しか持ってないものが、どうやって流出してしまうのか? 

「プリクラは、機械にデータが残っている場合があると聞きました。業者の人ならデータを取り出すことができるんじゃないでしょうかね」(パソコン雑誌ライター)

 そんな話が広まって、今ではプリクラを撮る芸能人カップルはほとんどいなくなったという。

 また、こんな流出の仕方もあった。貴乃花(現・貴乃花親方)と宮沢りえが婚約したとき、一部の週刊誌に持ち込まれた、結納の席でのツーショット写真がそれに当たる。親族、あるいは関係者が撮ったと思われる記念写真だ。

 あとで関係者に聞いたところ、貴乃花が結納からの帰り道に、高速道路のサービスエリアで現像を依頼した写真店が流出元だという。一刻も早く写真を見たかったのだろう。もちろん彼は写真とフィルムは全部受け取ったのだが、写真店のアルバイト学生が1枚余計にプリントして、それが週刊誌に渡ったのだ

 また、水野美紀も交際相手が携帯電話を落としてしまったことで、プライベート写真が流出したことがある。このときは携帯電話を拾った人物によって、週刊誌に持ち込まれたのだという。

 今ではツイッターなどのSNSで流出を恐れ、“カギ付き”や“ウラアカ”という、親しい人しか見ることのできない方法をとる芸能人もいるようだが、最近はそれさえも油断できないそうだ。