「以前の交際相手のほのかりんさんが飲酒騒動によって事務所を契約解除された際、放送が決まっていた大手家電メーカーのCMの賠償が発生。その金額は1000万円ともいわれていたのですが、彼女は当時まだ未成年。一緒にいた大人の責任ということで、川谷さんが賠償金を肩代わりしたんです」(芸能プロ関係者)

 不倫騒動のほとぼりが冷めやらぬうちに起きたスキャンダル、しかも相手が未成年ということで、この一件で『ゲスの極み乙女。』は活動休止となり、事務所との契約更新はされなかった。

「これだけならまだなんとかなったのですが、彼はベッキーさんとの不倫がきっかけで、離婚。そのときの元妻との財産分与で資産が半分になっていた。

 賠償金を貯金から全額支払うと、預金がなくなり、楽器購入ローンを組む際の審査など仕事にも支障が出るため、分割で一定の金額を払っていくことにしたそう。金額は周りの人間にも言わないですが、あの不倫騒動がなければ、仕事を選べないような事態にはならなかったはずです」(同・芸能プロ関係者)

 働けども働けども、お金の貯まらない状況になってしまった川谷。

「生き残り策」として何をする?

 しかし、アーティストとしての彼の評価は依然として高いままだという。

周りの音楽関係者は口をそろえて“彼は才能がある”と言います。『ゲスの極み乙女。』という名前や川谷さん自身が顔を出して行う活動は、騒動以降はバッシングの対象になる。より快適な音楽生活のため才能を評価しているレコード会社は彼を将来的には顔を出さなくてもいいプロデューサーにしたいんです」(前出・レコード会社関係者)

 すでに川谷プロデュースのプロジェクトは進行しており、

「来年予定で、新人歌手をプロデュースしてデビューさせることが決まっています。曲はすでにできており、レコーディングも進んでいます」(同・レコード会社関係者)

 これまでもアイドルなどのプロデュース経験のある川谷だが、今回担当するのは無名の新人だという。

元俳優の御厨響一さんという23歳の男性です。子役出身で、以前は松下奈緒さんの事務所に所属していました。デビュー楽曲のジャンルは、プログラミング音楽になるそうですね」(同・レコード会社関係者)

 新人歌手のプロデュースについて、川谷の所属事務所に問い合わせてみると、「そのような事実は確認しておりません」とのこと。

 ありあまるロマンスに対して、お金はなかなか余らないみたい……。