「これまで24回出場してきたTOKIOは、山口の事件でメンバー4人となったことで出演は当分無理でしょう。そこで、今年デビューしたKing & Princeが、早い段階から“出場間違いなし”と見られていたんですが、どうも雲行きが怪しくなってきたようなんです……」

 と語るのはジャニーズに詳しい芸能記者だ。

デビュー曲の売上が出場に繋がるわけではない

 King & Princeといえば、5月にリリースしたデビューシングル『シンデレラガール』が初週売上57.7万枚を記録し、デビューシングルの初週売上としては2006年のKAT-TUNによるデビューシングル『Real Face』の75.4万枚に次ぐ、史上歴代2位を記録した。

「ただ、デビューシングルは通常盤に初回限定版、ストア限定版など5パターンあるんです。さらに初回プレス分には“ハイタッチイベント”への応募券も封入されていたことで、大量購入した“ティアラ”(キンプリファンのこと)も少なくなかった様子。

 実際、売上記録の割には彼らの知名度はまだ低い。中心メンバーの平野紫耀(21)は映画やドラマに出演していますが、年輩者にとっては彼ですら知らないという人がほとんどでしょう」(前出の芸能記者)

 さらに、デビューシングルの売上が紅白出場につながるというわけでもなさそうだ。実際に初週売上歴代1位の記録を持つKAT-TUNはいまだに出場歴がない。

「キンプリがサラっと紅白出場しては、10年かけてようやく出場した先輩グループ・Hey!Say!JUMPの立場もない。2016年から充電期間に入っていたKAT-TUNが今年からメンバー3人での活動を再開しましたし、彼らに最後の1枠を譲るという見方もできます。キンプリはいずれにせよ、出場の可能性は、現時点では低いと見られています」(前同)

 平野紫耀をはじめ、雑誌『Myojo』(集英社)の企画「恋人にしたいジャニーズJr.ランキング」で5年連続1位を獲得した岩橋玄樹(21)や、Jr.時代から多くの“胸キュン”映画に出演してきた岸優太(22)など、イケメンぞろいの正統派ジャニーズで知られるKing & Prince。未来あるキンプリに、デビュー1年目から紅白出場でインパクトを与えてもらいたいところだが、はたして……?