タレントの泰葉が、9月18日に脅迫罪の疑いで神奈川地検に書類送検されていたことが、20日に藤沢署への取材で分かった。

 送検容疑は昨年8月16日に元マネージャーの自宅前に、包丁や犬のフン、脅迫状を入れた黄色いビニール袋を置いて立ち去った件。事件の前には元マネージャーに対し《おまえを殺してやる》《イラン人が激怒しているんです。「やるのは簡単よ」》などの脅迫めいたメールも送りつけていた。

 事件の2日後に藤沢署に呼ばれた泰葉は当初、“近所に住んでいるイラン人が私の名前を使ってやった”という言い逃れをしていたが、最終的には涙を流しながらすべてを認めていた。 

本人に話を聞いてみると

 当時、彼女は週刊女性の取材に対し、

「私は追い込まれてしまって、自分を見失って、そのときの記憶がない状態なんです。記憶はないのですが、そういうことをしてしまったという自覚はあります」

 と答えていた。

 神奈川県警は泰葉や元マネージャーだけでなく、関係者などからも聞き取りを行っており、慎重な捜査を重ねた上で、今回の書類送検に至ったという。

 送検されたことを受けて、あらためて泰葉に話を聞くと、

「元マネージャーさんには謝罪より感謝の気持ちでいっぱいです。被害届をきちんと出してくださったおかげで反省するチャンスを下さった恩人です。ただ、本日(9月20日)は父である(先代の)林家三平の命日ですので、父はこうなったことをどう思っているのでしょうかね……」

 と話していた。

 今年4月下旬には、箱根にある高級ホテルに10日間宿泊し、約100万円の宿泊費を踏み倒している。また、CDを制作するためにクラウドファンディングで集めた資金を生活費に充ててしまうなど、金銭トラブルは今も絶えない。検察はどのような判断を下すのだろうか――。