バナナマン日村勇紀に突如降りかかった“淫行疑惑”。

  『FRIDAY』(10月5日号)によれば、彼は16年前に、当時16歳だった女性と短い期間だが、関係を続けていたという。

 ふたりが知り合ったきっかけは、日村の大ファンだった女性が、自分のメールアドレスとプリクラ写真を同封したファンレターを送ったことから始まった。当初女性は、年齢を21歳と偽っていたが、メールのやり取りを繰り返すうちに、未成年であることを打ち明けたそうだ。

16年も経っての告発

 しかし、日村は連絡を取り合うことをやめようとはしなかったという。

 そして、彼が仕事で女性の地元を訪れたときに、関係ができて、その後も続いたということなのだが、16年もたって、なぜ「いま」告発することになったのか。

当時にくらべて、はるかに人気者になったということもありますが、有名女子アナと結婚したことが大きいですね。

 高級マンションに住み、高級外車に乗って、幸せの絶頂にある様子が、度々マスコミに取り上げられています。これが女性の癇(かん)にさわったのでしょうね。自分は、欲望のはけ口のような扱いを受けて、きっと、いまでも忘れられずにトラウマになっているのかもしれません」(週刊誌記者)

 つい最近、あるジャニーズタレントの“ベッド写真”も写真誌に掲載されていた。

 彼らも、決して褒められたものじゃないが、相手が成人女性であるということで、まだ許される余地はある。だからダメージも少ないのだ。

 しかし、未成年となると話はちょっと違ってくる。

時効にはなっていますが、法律を犯していたことになりますので、イメージは悪いですね。しかも淫行ですから。ハレンチ罪は芸能界では命取りになりかねません。それは過去の例を見てもよくわかると思います」(前出・週刊誌記者)

 これまで、セクハラなどを含めてハレンチな行為を暴露されたり、罰則を受けた人たちのほとんどが表舞台から消えることになっている。また、復帰が難しいのは見ての通りだ。

 特に、好感度が高かった人たちが受けるダメージは相当なものだ。

番組スポンサーが敏感に反応します。そのため出演している番組の降板を余儀なくされますし、特にCMは打ち切りになるのが早いです」(テレビ局関係者)

 日村も「昔の話」とは言え、ノーダメージでは済まないだろう。

 それにしても、げに恐ろしきは“女の恨み”だ。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。