終演後、楽屋に挨拶へ。久しぶりに会った松ちゃんの瞳を見て思い出した。どこまでも澄んだ瞳。どこかで見たことがあった。そうだ! 担当番組のゲストで迎えた時にお会いした伝説のギタリスト仲井戸麗市さんと同じだ。キラキラとした少年の瞳。ギター一筋のピュアな瞳。そのイノセントな輝きと同じだった。松村邦洋もまたモノマネという芸を極めたアーティストなんだな(ちょっと褒めすぎかな。でも彼のすごみすら感じさせる憑依芸はもっと評価されてしかるべきだ)。

 そんな松ちゃんには「ひとのふんどしを借りてさらに憑依芸を磨いてね」賞を差し上げ勝手に表彰したい。いつまでも澄み切ったイノセントな瞳のままで。

 皆さんもご存知のようにライザップに挑戦し、現在彼の体重は80キロ台。健康のためにも体重はこのままキープで。2009年のような心肺停止の心配はもうしたくないからね。身体にだけは気をつけて、目指せ40周年、50周年。頑張れ松ちゃん、バウバウ!


<プロフィール>
鮫肌文殊(さめはだ・もんぢゅ)
放送作家。’65年神戸生まれ。古舘プロジェクト所属。『世界の果てまでイッテQ!』など担当。渋谷オルガンバー「輝け!日本のレコード大将」(毎月第2金曜日)などでの和モノDJ、関西伝説のカルトパンクバンド・捕虜収容所のボーカリストなど音楽活動も数多い。

■近況
10月9日夜7時放送、『芸能人格付けチェックMUSIC~秋の3時間スペシャル~』(朝日放送)のナレーション原稿を担当しております。お楽しみに!
10月16日(火)夜7時より新宿歌舞伎町ロックカフェロフトにて「トーキョー歌謡曲アワー」という昭和歌謡DJイベントやります。DJ陣一同気合い入ってるんで、来てくれるとうれしいわ。
10月21日(日)大阪難波ベアーズにて私率いる伝説のカルトパンクバンド捕虜収容所の4か月ぶりのライヴあり!こちらも熱いんで関西方面の方、絶対に来てくださーい!