「どちらも嫌い」も少なくない。
大型アイドルグループは今後誕生する?

 一方で「どちらも好き」が3票だったのに対し、「どちらも嫌い」が12票という結果を見ると、アイドルグループ自体が苦手という層も一定の割合でいることがわかります。それぞれの詳しい理由は以下の通り!

【どちらも嫌い派の理由】
「AKBは嫌い。あの集団を見てるだけでイライラする。 モーニング娘はつまらない。 前は好きだった」(23歳・埼玉県)

「どちらも嫌い。自ら女性蔑視な表現をするから」(27歳・東京都)

「どちらも努力をしている過程を見させられて、夢を見られないから」(33歳・徳島県)

「どっちもどっち。たいして可愛くもないのが沢山集まってるだけ。歌も特に上手じゃないのに人数で誤魔化されてる」(38歳・北海道)

「モー娘。はもうメンバーがわからない。昔のメンバーは問題児しかいない。AKBはみんなイマイチ可愛くないのに1番を争って馬鹿馬鹿しい」(35歳・新潟県)

【どちらも好き派の理由】
「歌はモー娘の方が好きです。 人はAKB48の方が好きです」(34歳・北海道)

「どちらも好きな時代があったから決められない」(31歳・兵庫県)

 ごく少数だった「どちらも好き」という人はサンプルが少ないため一概にはいえませんが、「どちらも嫌い」な理由としては、「アイドルそのものが嫌い」か「これらのグループは実力が伴わない」という意見に分かれそうです。

 とはいえアイドルにも“多様性”が認められ、そこそこ過激な言動も許容範囲という世の中。そんな潮流に先鞭をつけた立役者であるモー娘。と、アイドルグループがマニアのためだけのものではなく、広く受け入れられる世の中にしたAKBの功績は大きいといえるはず。

<文/雛菊あんじ>