2004年、モーニング娘。ハロプロの歴史はモー娘。から始まった

 かねて結成が発表されていた、ハロー!プロジェクトの2つの新ユニットの名前が決定し、10月19日に発表された。

 それぞれハロプロ研修生からの選抜メンバーで構成されたユニットで、ひとつは一岡伶奈がリーダをつとめる『CHIKA#TETSU』(チカテツ)。もうひとつが、高瀬くるみがリーダーをつとめる『雨ノ森 川海』(あめのもりかわうみ)だ。

ハロプロ健在なネーミング

 それぞれのメンバーにユニット名を告げる場面を公式動画で公開、スタッフから命名の理由が告げられていた。

『CHIKA#TETSU』の「CHIKA」がスペイン語で「女の子」を、「TETSU」は哲学の「哲」を意味するという。“物事を深く考える女の子”として、女の子が心の奥底に秘める繊細な心情を、パフォーマンスを通して表現していくグループになってほしいという思いが込められた名前だ。

 一方の『雨ノ森 川海』は、その名の通り、自然をイメージしたネーミング。森に降った雨が、川へとしみ出す。やがて川の流れは海に広がっていく。そんな水の恵み、“自然”と“生命の源”を表現し、人々の心を潤していくという意味が込められたユニット名だ。

 くしくもメンバーそれぞれの名前に「くるみ、田、山、羽、岡、波、桃」といった美しい自然を表す言葉が入っていたことも、ネーミングの由来の一つとされていた。

 今回の新ユニットのプロジェクトは、それだけにとどまらない。

 上記2ユニットに加え、現在、最終選考に入っているという、ハロプロのオーディションの合格者が合流し、さらなる新ユニットが誕生する予定。それらを合わせたプロジェクトがスタートするという。

 そのプロジェクト名が、『BEYOOOOONDS』(ビヨーンズ)。「〜を超えて」「〜の向こう側へ」という単語「BEYOND」をベースに、既成の枠組みを「ビヨーーン」と飛び越え、アメーバやスライムのように「ビヨーン」と形を変幻自在に変えながら成長する集団を目指すとのこと。