「僕にとって憧れの映画祭。自分で言うのもなんですが(笑)、これまでレッドカーペットを歩いていそうで、歩いたことがなくて。初めての経験で、夢のようです」

 来年2月公開の『半世界』で主演を務める稲垣吾郎(44)が、東京国際映画祭の舞台挨拶で喜びをあらわに。稲垣にとって、『新しい地図』で再スタートを切ってから初となる単独主演映画。家族や友達との絆が描かれていることに触れ、

「僕も男のグループでずっとやってきて。形は変わったけど『新しい地図』として多くのファンとともにその地図を広げていくことに無我夢中です。香取くん、草なぎくんにも早く(この作品を)見てもらいたい!」

 一方、『香港ウィーク2018 Greater Bay Area Showcase』のオープニングセレモニーにスペシャルゲストとして登壇した香取慎吾(41)。3月に香港でストリート・アート制作を行ったが、

「絵のタイトルは“大きなお口の龍の子”。20年くらい前に仕事で香港に行ったとき、地元の方が僕のことを“大きな口の男の子”と呼んでくれて。その大きなお口の男の子が20年たって、大きなお口の龍の子になって帰ってきたよという思いを込めました

 会場には、その絵のレプリカが展示され(現在は展示終了)、

「ここで写真を撮ってSNSで拡散していただければ、僕が“いいね”します!(笑)」

 先月、本格始動1周年を迎えた『新しい地図』。以前は考えられなかったSNSでのファンとのやりとりも大きな話題に。

 3人が描く地図に、国境はないようだ。