たまたま“集めたお金を預かっとくわ”と言ったのが、普段の行いもあって、“ネコババしたんちゃうか”というネタになった

 11月4日、お菓子メーカーの記者発表会でそう話した、よゐこの濱口優。いったいなんのことかというと……。

「後輩芸人が集まって濱口さんの結婚を祝うパーティーを開いたんですが、その会費を幹事であるTKOの木下隆行さんが着服したと報じられました。その着服疑惑をライブの舞台上で問いただした後輩芸人に対し激怒した木下さんは、ライブ終了後に後輩芸人の顔にペットボトルを投げ、ケガを負わせたことも報道されました」(スポーツ紙記者)

 濱口が“木下を共演NGにした”とも報道されたため、それについての否定と木下を擁護する発言をしたのだ。しかし、この発言だが、普段の行いがヒドすぎるという意味にもとれてしまい……。

 木下をよく知る後輩芸人が彼の“普段”について話す。

「木下さんが立ち上げた洋服ブランドは展示会をやるんですけど、付き合いもあって後輩芸人も顔を出すんです。だけど、お金がない芸人が多いから、買うとなるとキツい。なので買わずに帰ろうとすると、“あれ? 何も買わへんの? ウソやろ?”とか木下さんに迫られたりするんです。先輩に言われたらしかたなくという後輩も多いですから、困ってる芸人も多いんです」

濱口優の発言とパワハラについて木下を直撃

 先輩という上の立場から購入を迫るとは、まさにパワハラ押し売り。このあたりが濱口の言う“普段の行い”なのか。木下本人を直撃すると、

「俺がパワハラで、“何も買わへんの”なんて言ってないし、後輩に服をあげてるのも事実です。無理やり買わせたなんてことはない」

 押し売りについて否定すると、濱口の発言について自ら話しだした。

昔、よゐこさんと一緒に喫茶店行くときとか、“お金ないんで外で待ってますわ”とか“水だけでいいですわ”とか言ってたんですよ。だから、濱口さんの中で俺のイメージが今でも“お金ない人”だから、普段の僕の行いとなった。

 濱口さんの中では、いまだに“ケチキャラ”なんだと。『ガキ使』であった、松本(人志)さんの“どケチ裁判”みたいな(イジり)。そういう意味の濱口さんの(イジる)言葉と俺はとったんですよ

──服の話に戻りますが、複数人から話を聞いていまして。

じゃあ、来ないでええと俺は思ってて。半額なんですよ! それを高いととるか、“ありがとうございます!”ってとるかは、人それぞれの感覚で。後輩はたしかにお金ない。ほんなら買わなくてもいいし。

 半額で買えて、衣装やったら、あの……どうとるかなんですよ。俺が正規の値段で“買わへんの?”って言うのは怖いことやし、俺はアカンことやと思うけど、半額にしてるから。“買わへんの”とか……言わないけど、何も悪くないよね。悪くないというか、ケチじゃないよね。半額やから。

 これ、どうですか? 友達が半額で売ってくれたらうれしいよね? 誰が言うたとか、犯人探しとかやめとこ思てるけど、う〜ん、それはない話です」

 否定はしつつも、自ら“半額ならうれしいでしょ?”と肯定的に話す。ペットボトルを投げつけるようなパワハラ行為が、もし“普段の行い”であるなら、洋服の購入もなかなか断れるものではないと想像できるのだけど……。