11月27日、多くのファンを喜ばせる発表があった!

「'20年2月に木村拓哉さんが東京と大阪でソロツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』を行います。来年1月8日に発売されるソロアルバム『Go with the Flow』を引っ提げてのライブとなります。彼がステージに立つのは、'15年1月にSMAPとして『ナゴヤドーム』で歌って以来5年ぶりです」(スポーツ紙記者)

 ここ数年、木村の仕事は俳優活動に絞られていた。

「昨年は嵐の二宮和也さんと初共演した映画『検察側の罪人』が話題に。現在は、TBS系で放送されている日曜劇場『グランメゾン東京』でフランス料理の天才シェフ役を熱演し、新春には2夜連続で放送されるフジ系のドラマ『教場』の出演が控えています」(同・スポーツ紙記者)

 彼がミュージシャンとして活動することを発表したのは、今年9月のことだ。

「SMAP時代から所属していたレコード会社『ビクターエンターテインメント』からのリリースになります。アルバムの楽曲提供者の中には、プライベートでも仲のいいB'zの稲葉浩志さん、森山直太朗さん、槇原敬之さんなど、豪華なメンバーがそろっています」(同・スポーツ紙記者)

 10月27日に放送されたラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』では、久しぶりにレコーディングした感想を語っている。

《以前と変わらない景色なんですが、変わってるのは自分だけで。“なんか、この感じひさびさだな”みたいな、ちょっと照れはありましたけど》

 週刊女性でも、今年6月に水面下で音楽活動再開の計画が進んでいることを報じていた。

昨年から『ビクター』内で、話が進んでいました。同社は'91年にSMAPがメジャーデビューしてから国民的アイドルとして大ブレイクするまで苦楽をともにしてきましたから、社内でも力を入れていましたよ。当初は『グランメゾン東京』で主題歌を歌う予定でしたが、木村さん本人が難色を示していたこともあり、話が前に進まず1度、頓挫してしまったんです」(レコード会社関係者)

香取慎吾の影響も大きく……

 紆余曲折はあったが、9月に晴れてアルバムのリリースが決まった。ライブツアーは、すでにそのころから考えていたようだ。

9月下旬のラジオで“せっかくCDを出させていただくので、みんなと騒げる場所も真剣に考えたい”と話していました。その言葉どおり、2月8日、9日には東京の『国立代々木競技場第一体育館』で、2月19日、20日には大阪の『大阪城ホール』で行われます。どちらもファンを1万人以上、集めることのできる大きな会場です」(同・レコード会社関係者)

 一大イベントにふさわしい舞台となるが、実は当初、木村はもっと小さな会場を希望していたという。

初秋の段階では、1000人~2000人程度のライブハウスでいいと考えていたといいます。自分が音楽活動を始めたことで、SMAPのファンから批判されることを心配していたそうです。内心“ソロで本当にできるのか……”という思いもあったのかもしれません」(芸能プロ関係者)

 弱気になっていた彼がライブ開催を決めたのは、“1枚のCD”だった。

9月にソロアルバムリリースの発表をした際の世間の反応が、自分が考えていたよりもよかったそうです。発表前は批判を恐れていましたが、作品を歓迎する声に手応えを感じて、“もっと規模の大きい会場でやっても大丈夫なのでは”という自信になったようです」(同・芸能プロ関係者)

 彼の心境が変化したことで、ジャニーズ事務所も全力でバックアップした。

「ジャニーズのタレントは大規模なライブコンサートをやることが多いので、事務所は常にある程度の規模のコンサート会場を確保しています。意欲を燃やす木村さんのために、当初予定していたよりも大きい会場に変えたそうです」(同・芸能プロ関係者)

 木村が大きな決断をした背景には、“あの人”の存在も少なからずあったようで……。

香取慎吾さんが、ひと足早い来年1月1日に初のソロアルバム『20200101』をリリースすると発表しました。木村さんは、SMAPメンバーの中で自分だけが音楽活動を本格化させているように見えることを心配していたそうです。香取さんがアルバムを発売するのであれば、その心配もいりませんからね」(同・芸能プロ関係者)

 今後はツアーで歌う曲を選ぶ作業も本格化してきそうだが、ファンの間ではこんな声もささやかれている。

情報番組などでアルバムの収録曲が公開されましたけど、SMAPのときの曲調とはまったく違うものになっていて驚いてしまいました。この変化に、ファンがみんなついてこれればいいのですが……」(木村のファン)

 ライブのつかみは「珠玉の名曲をボナペティ(召し上がれ)」で決まり!?