ほかにも、好きな漫画作品を聞かれたCocomiは目を輝かせながら「『(週刊少年)ジャンプ』系、全部好きですね! 黒バス(『黒子のバスケ』)、『ハイキュー!!』、ブラクロ(『ブラッククローバー』)、『呪術廻戦』…少女漫画系も好き」と矢継ぎ早に回答。“推し”のキャラクターについて、ニヤニヤしながら早口で語った“オタクっぷり”も、多くの人をトリコにしたようだ。
衝撃なのは、Cocomiが回答した「好きな食べ物」が「卵かけごはんと納豆キムチご飯です!」だったことだろうか。この“庶民感”に一瞬「計算か?」と勘ぐってしまうが、横でKoki,はさらりと「マミーのごはん」と答えていたから、恐らくCocomiの回答はリアルなものだ。
自宅からのライブ配信ということで途中、お風呂が沸いたことを知らせるメロディが聞こえてしまうハプニングも。ツイッター上では《うちとキムタクんち(お湯の沸いたときの音が)同じだ!》などと盛り上がった。また、好きなお菓子を聞かれ困ったCocomiが「マミー、私、普段好きなお菓子って何だっけ?」と問いかけ、近くにいたであろう静香が「干しイモ、ピーナッツコーヒー」と言葉を返す場面もあるなど、“あのキム様一家の日常をのぞき見した感”も、視聴者が大いに高まった要因なのだろう。
キムタクがアップした“幸せダダ漏れ写真”の反響は
また、これまでプライベートでのツーショットはもちろん、メディアで配偶者の名前を出すことすら許されなかったという木村だが、工藤の誕生日の直前、13日午後11時半過ぎに中国版SNSの『微博(ウェイボー)』を更新。《happy birthday!!》というメッセージとともに、満面の笑みを浮かべた木村が工藤の頬を両手で挟んでいる、若かりしころの貴重なツーショット写真を投稿するなど、“ジャニーズタレント・木村拓哉”としての在り方も変わってきていることが伺えた。
この投稿に対しては、24時間経たずして60万件を超える「いいね!」がつくなど大反響を呼んだものの、日本では賛否両論の声があがった。木村ファンであっても《理想の夫婦》《ほっこりする》《素敵すぎる》《いいぞキムタク!! こういうの待ってたよ!》という声と、《なぜ日本で発信せず中国向けの微博なのか》《見たくなかった》《SMAPの再結成はないのか……》といった落胆の声に二分されている。
確かに、根強いファンとしては複雑な感情を抱く方も多いかもしれない。これまで「ジャニーズタレント」として見てきた側からすれば、「ご家庭なんか見たくない!」という思いもあるだろう。
しかし、木村がかつての「アイドル」から、多くの層に受け入れられる「俳優」「タレント」を目指すのであれば……。やっかみを受けやすい超大物一家だからこそ、これを機に、芸能界で華々しく活躍する姿よりも、家族の日常やささやかな幸せを見せるスタンスに切り替えたほうが、世間一般には受け入れられるのかもしれない。
(取材・文/松本 果歩)