イメージアップを図った“仕込み”なんじゃないかとも言われています。そもそも“渡部が働いている”というタレコミ自体、不自然でしたから」(スポーツ紙記者)

 昨年6月に複数の女性との不倫が報じられた『アンジャッシュ』の渡部建。11月末に大みそか特番の収録に参加していたことが報じられると、批判が殺到。直後に謝罪会見を開くも、失敗に終わった。

「八方塞がりの彼が選んだのが無給の“みそぎ”バイト。豊洲市場にある仲卸業者の社長に誘われて、年明けから勤務し始めたと報じられました。週に1回、市場で汗を流しているそうです」(同・前)

 せっせとウニを整理する姿も目撃されていた。

「仲卸業者は競りに参加して卸売業者から生鮮品を購入します。数時間後には市場を訪れる鮮魚商や飲食店に小分けにして販売。彼が仕分けたウニも、消費者のもとへ行き渡りますよ」(豊洲市場関係者)

 まじめさを世間に評価してもらい、一刻も早い復帰を望んでいるかのようだが、実際は違うという。

「“もうテレビで復帰するのはうんざり”と漏らしているとか。昨年末のことがトラウマになり、“テレビで復帰したら、また世間から叩かれる”と、後ろ向きになっているんです。長年レギュラーを務めていた日本テレビ系の『行列のできる法律相談所』が救いの手を差しのべる話もあったのに、断ったそうですよ」(テレビ局関係者)

事務所社長は「仕事はない」

 これについて、所属事務所に問い合わせると、「そういった事実はありません」と一蹴。だが、それもそのはず。

「所属事務所の『人力舎』で、渡部さんは“社長預かり”という扱いになっていて、スタッフは関与していない状況です。復帰の見通しが立たない中、事務所として彼をフォローすることが限界となりました」(芸能プロ関係者)

 ならば、と社長の玉川大氏に話を聞いてみると、「仕事に関しては、問い合わせすらない」ときっぱり。“みそぎ”バイトについては、こう語った。

彼の人生にとって役立つことがあればと思い“やりたければやればよい”と、送り出しただけです。本人には“勤務先の社長に感謝しなきゃダメだよ”と伝えました。

 渡部がこうやって報道されることで、いまだに不快に感じる方もいますし、返す言葉もありません。今後どういう行動をすべきか、本人と話し合っていく必要はあります

 昨年12月の謝罪会見では、「何十年後に振り返って“この騒動があって、あなたよかったんじゃないの”と言ってもらえるようになりたい」と妻・佐々木希に言われた言葉を明かしていた。

 そんな日を目指し、今日も汗を流す─。