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ー 日本映画界の恐ろしい実態
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ー お蔵入り必至のドラマとは

 人気映画監督という立場を利用し、複数の女優に対して性行為を強要してきた過去を告発されている、園子温。4月5日発売の『週刊女性』では、園から「主演女優にはだいたい手を出した」と聞かされた女優や、彼と2人きりになった時に襲われそうになったという女優なども登場した。

 園といえば、2009年公開の映画『愛のむきだし』が、ベルリン国際映画祭にてカリガリ賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞するなど、ほかにも多数の作品でさまざまな賞を獲得してきた有名監督。

日本映画界の恐ろしい実態

 しかし、その裏では立場を利用して女優たちに関係を迫っていたといい、「週刊女性」には、実際に園から「仕事あげるよ」と言われて性行為に応じたという女優の証言も。さらに、別の女優はある飲み会がきっかけで園の部屋を訪れた結果、無理やりキスをされたり、ベッドに押し倒されたりしたことを証言している。

 一方、本誌の取材を受けた園は「何の話ですか」などと答え、同6日には所属事務所・シオンプロダクションの公式サイト上で公開した直筆コメントにて、報道内容は「事実と異なる点が多く」と主張していたが、どこがどう異なるのかという説明はなかった。

「3月には『週刊文春』(文藝春秋)が、同じく映画監督の榊英雄や俳優・木下ほうかもその立場を利用し、さまざまな女優に性行為を強要していたことを報道。いずれも、報じられた内容を完全には認めていませんが、日本映画界の恐ろしい実態が次々と告発されている状況に、世間からも批判の声が噴出しています」(スポーツ紙記者)

 なお、「文春」報道を受けて、榊が監督した新作映画『蜜月』や『ハザードランプ』は、公開中止に。無期限の活動休止を発表した木下も、ジャニーズ事務所退所後の山下智久にとって初めての地上波ドラマ主演作『正直不動産』(NHK総合)に出演予定だったが、降板となった。

 そんな中、『週刊女性PRIME』は、園が手がけていた新作の情報をキャッチ。まだ公にされていなかったその作品は、今回の性加害報道の影響により、やはり“お蔵入り”が濃厚となっているようだ。