ドラマ界の超大物の“鶴の一声”で

 ちなみに、今年7月期のゴールデン・プライム帯の連ドラは、各局とも軒並み不調で、全話世帯平均視聴率が2ケタ台に達したのは、それこそ「日曜劇場」枠で放送された『オールドルーキー』(綾野剛主演)の10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、テレビ朝日系「水曜午後9時」枠の『刑事7人』シーズン8(東山紀之主演)の10.2%のみ。

 そのため、10月期の盛り上がりに期待がかかる中、特に“有望”とされる『PICU』と『エルピス』はいずれもフジのドラマということで、局内部の士気も高まっているかと思いきや……。

「2作品とも、他ならぬフジ上層部のダメ出しをなんとか回避し、制作にこぎつけたそうです。実は夏前の人事で、かつてトレンディドラマで名を馳せたプロデューサーが現場復帰。彼の影響で、フジドラマの制作スタッフの士気はダダ下がりなのだとか」(スポーツ紙記者)

10月クールで放送される吉沢亮主演の『PICU』(公式HPより)
10月クールで放送される吉沢亮主演の『PICU』(公式HPより)
【写真】長澤まさみの“ピタピタ過ぎる”シースルー衣装

 そのプロデューサーとは、フジテレビジョン常務取締役のX氏。90年代に『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』、『ひとつ屋根の下』などのヒット作を次々と生み出し、社会現象を作り出した人物だ。

 そんな“ドラマ界の超大物”であるX氏は、近年、番組制作や編成から離れていたが、今年6月の人事で編成に復帰し、現場に“口出し”できる立場に戻っていたのだ。

「『PICU』や『エルピス』に限らず、それまでに企画されていた段階の作品に、X氏のダメ出しが入ったそう。同氏の“鶴の一声”で消滅してしまった企画も多数あるといいます」(同・前)