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ー 全米が吐いた…本当の理由

 昨年10月、全米公開の際に、“体調不良者が続出”と話題になった『テリファー2』。日本でも6月2日に『テリファー 終わらない惨劇』として公開し、その残虐なシーンが話題となっている。SNSや映画のレビューサイトでは

最初は30〜40人くらいいた観客のうち、7、8人くらい途中退出者がいた

ホラー映画に慣れていなさそうなカップルが、途中で帰っていったよ》

などの声もあり、日本人にとっても過激な内容だったようだ。

 本作は2016年に公開された『テリファー』の2作目にあたる。

「父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサンが本作の主人公。ハロウィンの夜にピエロに扮した連続殺人鬼“アート・ザ・クラウン”に出会い、ふたりは標的になってしまいます。アートは、残虐非道な手口で人々を手にかけていき、姉弟は無事生き延びられるのか……というのが大まかなストーリです」(映画誌ライター)

 人間をナイフやハサミ、漂白剤など、ありとあらゆる道具で痛めつけるバイオレンスシーンが評判だが、残虐すぎるあまり、日本ではR18+となっている

 5月初旬には、2作目の公開に合わせて1作目が特別上映された。その劇場ではある物が配られたという。

アート・ザ・クラウンがプリントされたエチケット袋です。ポストカードと一緒に配られました。映画の宣伝を兼ねての配布だとは思いますが」(映画を観た女性)

 公開から約2週間ほど経ったが、日本での反響はどうなのか。本作の宣伝を担当している、株式会社ガイエの山澤立樹さんに聞いてみた。

「確かにSNSなどでは、“途中退出した”などの声もわずかですがありました。上映時間が138分と、この手の作品にしては長めですが、ほとんどのお客様に最後まで楽しんでいただけたと聞いています

全米が吐いた…本当の理由

 “全米が吐いた”のに、日本では違ったってこと?

「監督にインタビューする機会があり、その時にわかったことなのですが……実は、アメリカでの公開当初は年齢制限がありませんでした。一般作品扱いで、お子様や過激な作品に慣れていない方も鑑賞できた。そういった経緯もあって、体調不良者が出てしまったようです」(宣伝担当山澤さん、以下同)

 日本での公開では注意喚起をしっかりしたうえで、R18+という制限があったので、大事には至っていないそうだ。

「余談ですが、本作の監督は作り物、特殊造形で過激な表現をして、人々をびっくりさせるのが大好き。ですが、現実の医療行為やリアルな映像は苦手だそうです」

 米国では『テリファー3』の制作も発表された。

「みなさまの反響次第で、3作目の日本公開も叶うと思います。ぜひ『テリファー』『テリファー 終わらない惨劇』そしてメインキャラクターであるアート・ザ・クラウンを応援してください!」

『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』などに並ぶ人気ホラーシリーズとなれるか。