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ー 事務所との関係悪化で独立画策

 6月16日未明、永山絢斗が大麻所持の疑いで逮捕された。絢斗が住んでいたのは、東京・目黒区にある高級ヴィンテージマンション。家宅捜索で、1グラムの大麻が見つかった。

「マンションの敷地内で見かけたけど、挨拶もするし、気さくなイケメンという印象。ほかの住人から俳優さんだと聞いていました。最後に見かけたのは一昨日でしたが、特に変わった様子はありませんでしたね」(マンションの住人)

 人気俳優だけに、出演作への影響が出ている。

「6月30日に彼が出演している映画『東京リベンジャーズ2』が公開予定です。公開日が迫っているだけに、強行突破するでしょう」(映画ライター)

 5月下旬には、来年放送予定のNHK大河ドラマ『光る君へ』への出演が発表されたばかりだった。

「藤原隆家という重要な役での出演でした。絢斗さん側から出演辞退の申し出があり、降板が決定。大河ドラマは長期のスケジュール確保が必須なので、代役を探すのもひと苦労です」(テレビ誌ライター)

 大麻所持は明らかに犯罪だが、絢斗の“有頂天”ぶりは、以前から知られていた。

深夜のバーで泥酔し、女性にテキーラを回し飲みさせようとしていたのを目撃されたことがあります。会計でもトラブルになり、店員とモメたそう。財布から紙幣を取り出し、丸めて投げ捨てたのが、千円札2枚だったとか」(スポーツ紙記者)

 絢斗は兄・瑛太の後を追うようにして俳優に。2007年にドラマ出演して、デビューした。

事務所との関係悪化で独立画策

「“俳優を志したのは、少なからず兄の影響もあった”と話していたことがあります。瑛太さんは2021年に所属事務所を離れましたが、絢斗さんも独立を考えていたようですね。最近は事務所との関係が悪化しており、今年1月クールに放送された日本テレビ系のドラマ『リバーサルオーケストラ』では、番組の宣伝にいっさい協力しませんでした」(前出・テレビ誌ライター)

 気になるのは、今後の行方だが……。

「今回は初犯のため、執行猶予がつくか、不起訴の可能性もあります。最近では、2020年に大麻取締法で逮捕された伊勢谷友介さんは、懲役1年・執行猶予3年を言い渡されました。今年5月に映画出演で復帰することを発表。芸能界が薬物事件に甘いという印象は相変わらず強いままです」(全国紙社会部記者)

 ただ、絢斗の状況は違うらしい。

「今までの横柄な態度や事務所からの独立画策で、彼に助けの手を差し伸べようとする芸能事務所はないでしょう。“頼みの綱”は兄の瑛太さんですが、“許さない”と怒り心頭。芸能界に復帰することすらできないかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)

 いつの間にか、追いかけていた兄とは別の道を歩んでいたのか……。