〈第5位〉手延五色そうめん/五色そうめん株式会社 300g 421円
食欲をそそるカラフルな麺でテンションアップ!
1722年(享保7年)に編み出した色麺の技術には自然の色で染め上げるこだわりあり。麺は手延べ特有の強いコシと滑らかな食感。
「愛媛に五色そうめんの製麺所は1軒だけで、徳川吉宗が食べていた歴史もあります。梅、抹茶、みかんなどを練り込んだやさしい色合いです」
〈第4位〉小豆島手延べ素麺「銀四郎めん」(オリーブ素麺)/銀四郎麺業
250g 702円
オリーブの青々しい香りで気分は瀬戸内海
小豆島の老舗農園「東洋オリーブ」で収穫された果実と小麦の中心部をぜいたくに使用。伯方の塩を加えて生地を練り、オリーブ油を塗って手延べで仕上げたそうめん。
「袋を開けた途端、さわやかな香りが立ちます。オリーブオイル、レモン、ハーブソルトでさっぱりと食べてみて」
〈第3位〉手延半田めん/小野製麺 300g 397円
まるで冷や麦!? アレンジ料理にも大活躍♪
徳島県から高知県にまたがる剣山連峰の麓・半田地方の寒風で自然熟成されたそうめん。
「人気上昇中でスーパーなどでも見かけます。麺は太めの1.7mmですが特例的にそうめんと呼ばれています。パスタ風にしたりスープに加えたりしてものびにくく、食べごたえ抜群!」
〈第2位〉揖保乃糸 手延そうめん 特級/兵庫県手延素麺協同組合
250g 624円
ダントツに歯切れがいい!買いやすさも魅力
厳選した上質の小麦粉と赤穂の塩を使い、600年受け継がれる手延べ製法で熟成を重ねた播州の名品。
「店頭でよく見る赤帯よりもワンランク上の黒帯。100円程度高いだけで味が格段に違う。細めの麺ながらコシが強いので、チャンプルーのように炒めてもおいしい」
〈第1位〉三輪素麺 緒環の糸/奈良県三輪素麺工業協同組合 250g 680円
そうめんのルーツ!歴史を感じながら味わう
1300年余りの歴史を持ち皇室献上品としても知られる「三輪素麺」。中でも「緒環」は11月〜3月の厳寒期にのみ、選ばれし職人によって限定製造される。
「極細の麺は太さ1mmほど。ゆで時間1分で、絹糸のように上品な舌ざわりとゆでのびしにくいコシを堪能できます」
そうめんをおいしくゆでる&食べるコツ
簡単すぎるがゆえに、特にこだわりなくゆでていることも多いそうめん。ゆで方にこだわりを持てば、そうめん本来の風味が味わえます。
□ゆでるときは梅干し1つ
鍋に麺の約10倍の湯を沸かし、すっぱい梅干しを1個入れてゆでる。梅干しに含まれる酸の作用で、麺本来のコシが出る。
□ゆでるときにかき混ぜすぎない
何度も菜箸でかき混ぜると、麺の表面を傷つけて小麦の風味を損なうことも。かき混ぜるタイミングは最初に麺をほぐすときだけでOK。
□吹きこぼれ防止の差し水はしない
途中で水を入れてしまうと、沸騰した湯の温度を急激に下げてしまうため麺の表面を傷つけてしまう。吹きこぼれは火加減で調整しよう。
□冷水につけたままにしない
ゆであがった麺を冷たく食べようと氷水につけて食卓に出す人もいるのでは。つけたままにすると、氷のカルキ臭が麺に移って小麦の風味がどんどん失われてしまうので、水けをきってザルなどにあげて楽しんで!
《そうめん保存ポイント》
開封したそうめんを温度や湿度の高いシンク下などにしまうと、虫やカビ、味が落ちる原因に! 密閉容器に移して冷蔵保存すれば、長くおいしく楽しめる。