大バッシングの過去

 しかし『ゴジラ-1.0』は公開前、監督が山崎氏であるという点でネットユーザーに心配されていた。というのも、同氏の監督作『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(2019年公開)が当時、ネット上のドラクエファンから大バッシングを浴びていたからだ。

「スクウェア・エニックスの人気RPGゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズを3DCGアニメ化した映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、ドラクエファンの間で《最低の物語》などと酷評されていました。特に“オチ”を受け入れられないファンが多かったようで《一気に冷めてしまうような展開》《理解に苦しむ》《作り直してほしい》といった意見が噴出。《金輪際この監督が作ったものは見ない》という声もあったほどです」

 そのため、まだ上映開始を控えていた時期の『ゴジラ-1.0』に対して《面白そうだけどドラクエの前例あるから怖い》《山崎貴をいまだに許してない》など、不信感を抱いている様子のネットユーザーも散見された。

 そんなドラクエファンはさておき、ゴジラファンが中心となって公開直後から劇場に足を運んだのか、ネット上には《泣いたし興奮した!》《すごく良かった。おすすめ》《-1.0はシンより面白いと思いました》との好反応が寄せられた。すぐに口コミが広がり、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』でショックを受けていた層も続々と観に行ったらしく、《山崎貴監督と言えば、ドラクエのあれでちょっとだけ心配だったけど今回は本当にちゃんとしたゴジラだった》《ドラクエの実写と違って良かった》《マジでドラクエなんだった?》という書き込みもみられる。

「『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』で主人公・リュカの声優を担当したのは佐藤健さん。彼の出演作にもヒット作が多い中、同映画は“黒歴史”となってしまった感がありました。ちなみに佐藤さんは2021年、神木さんとともに大手芸能事務所・アミューズから独立し、二人ともCo-LaVo所属となっています。神木さん主演の『ゴジラ-1.0』が大ヒットすれば、佐藤さん&山崎氏の『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の“悪夢”が少しは霞むかもしれません」

『ゴジラ-1.0』の快進撃に期待したい。