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ー 広告主たちの対応
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ー “黒塗りスパイク”

「アジアカップ開催中に性加害疑惑が告発された伊東純也選手は、2月11日、所属するフランス1部リーグ、スタッド・ランスの試合に出場しました。騒動を受けて日本代表を離脱して以降、初の試合出場となりました」(スポーツ紙記者)

広告主たちの対応

 伊東の性加害疑惑は、第一報を伝えたメディアがいまだ続報を伝え、対する伊東側も女性らの告発を“虚偽”とし、徹底的に争う姿勢を見せている。“決着”は裁判でつけることになるだろう。しかし、このご時世、“疑惑”の時点でさまざまな影響が出てしまう。

サッカー日本代表となると、広告的にドル箱コンテンツです。そして伊東選手は代表選手の中でもエース格。当然ながら彼個人に対してのスポンサーは多い。その各社が騒動直後から続々と対応を見せました。

 その1つがクレジット会社の『セゾンカード』。こちらは日本代表チームのスポンサーですが、伊東選手は個人で『アンバサダー』を務め、大々的に広告展開に起用されていました。しかし、公式サイトから伊東選手のページは削除され、YouTubeで公開されていたプロモーション動画も非公開となりました」(サッカーライター、以下同)

 次はただの広告塔以上に大きい存在かもしれない。サッカー選手にとって“友達”はボール。では“相棒”はそれを蹴るスパイクだろう。

「伊東選手は世界的スポーツメーカー『PUMA』の契約選手であり、同社のスパイクを履いて試合に出場しています。PUMAの広告にも伊東選手が多く起用されていました。

 しかし、代表のチームメートであり、同じくPUMAの契約選手である遠藤航、堂安律、三笘薫選手とともにインタビューが公式サイトで掲載されていたのですが、伊東選手のみ削除。当初は企画の第3回が伊東選手、第4回が三笘選手だったのですが、三笘選手が第3回に“繰り上がり”ました