佳子さまの心情は

'21年に行われた小室圭さんと眞子さんの記者会見。一連の結婚行事は行わなかった
'21年に行われた小室圭さんと眞子さんの記者会見。一連の結婚行事は行わなかった
【写真】金髪の男性に密着されてしまうかなりミニスカートの佳子さま

 この議論の対象者となる佳子さまの心情については、

「皇室から出ることを願っておられると思います。手話などを中心としたご公務をされているのは、生涯その活動をされたいというよりは、皇族である間はベストを尽くしておきたいというお考えのようにお見受けします」

 今回のギリシャ訪問も、ご結婚を前提とした動きに見えるという。

「ペルーに続いてギリシャを訪問されることも、国際親善をしたいというよりは、皇族であるうちに、可能な限り訪問をしておきたいのではないでしょうか。ハンディのある国民に寄り添ったり、世界諸国との親善に尽くしたいという生涯をかけてのモチベーションは、あまり伝わってきません」

 いつ発表されてもおかしくないといわれる佳子さまのご結婚。ただ、秋篠宮家には苦い過去があるのは言うまでもない。

「やはり、姉の眞子さんのときのことが思い返されます。眞子さんと小室圭さんは、'17年に婚約内定会見を開いた後、小室さんの母親と元婚約者との間にあった金銭トラブルが報じられ、結婚関連の儀式は延期となりました。秋篠宮ご夫妻は同じ轍を踏むことにならないよう、佳子さまのお相手には最大限の注意を払われていることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

3姉妹の母である久子さまを手本に

紀子さまがお手本にされているという高円宮家の久子さま('23年5月)
紀子さまがお手本にされているという高円宮家の久子さま('23年5月)

 計り知れないプレッシャーの中、紀子さまは母親として、娘のお相手選びについて参考にする方がいるという。

「高円宮家の久子さまをお手本にされていると聞きます。久子さまは、夫の高円宮さまが'02年に急逝されて以降、おひとりで3人の姉妹を育ててこられました。旧華族や名家で、お子様方と同年代の方々を招いてパーティーを催すなど、いわゆる“婚活”に積極的でいらっしゃいました。

 '14年に次女の典子さんは、皇室ともゆかりのある『出雲大社』の宮司を務める千家国麿さんと結婚。三女の絢子さんは'18年に、通産省(当時)の元職員だった父親を持つ日本郵船に勤務する守谷慧さんと結婚されました」(宮内庁OB、以下同)

 実は紀子さまも、久子さまのように、娘の“婚活”に熱心に取り組まれていたことがあったという。

紀子さまは、眞子さんが小室さんと結婚するより前、とある有名財閥家系の子孫との縁談を進めようとしたことがあったそうです。しかし紀子さまの思いむなしく、眞子さんは自由な恋愛を求められてしまって……」