目次
Page 1
ー カタカナ英語で推し活!
Page 2
ー いつの間にかネイティブ耳に
Page 3
ー 覚えたい!推し活15フレーズ

 今や世界の共通語となったShohei Ohtani。日本が生んだ世界のスター、大谷翔平選手を本場アメリカの地で応援したい! 現地ファンに交じってネイティブっぽい英語をバリバリに駆使して、SHO-TIMEで盛り上がりたい!

 そんな英語初心者の思いに余裕で応えてくれるのが、ネイティブスピーキングコンサルタントの甲斐ナオミ先生。なんとカタカナを読むだけで7日間で英語がペラペラになって、ネイティブ気分を味わえるのだとか。先生、本当ですか?

カタカナ英語で推し活!

「もちろんです! スポーツを始めるとき、プロっぽい道具をそろえたら何となく気分が上がり、うまくなった気がするじゃないですか。英語も同じで、まずは形から入るのが大事。最初にやるべきなのは、“今の発音、ネイティブっぽい!”と周りから驚かれるような発音でカッコよく英語を話せるようになることです」(甲斐先生、以下同)

 OH……確かに、日本人が英語を勉強してもなかなか話せないのは“いかにも日本人っぽい発音”が気恥ずかしいから、ということが多い。最初からネイティブっぽい発音なら、堂々と英語で大谷選手を応援できる。

「英語って腹式呼吸なので、声が大きくなる。英語でしゃべるときに人格が変わる人は結構います。私の生徒さんでも、英語で話すほうが楽だという人も。その生徒さんは、最初は英語がまったく話せず、10年間ぐらい教えるうちに流暢になりました。

 日本語だと気を使うけど、英語で話すときは自分の言いたいことをダイレクトに言えるから、すごく楽しいそうです。

 帰国生の人気YouTuber、ケビンさんもそんなことを言っていました。“日本語で話すとおとなしくなる”って。複数の言語を話す人は、無意識に切り替えているのかもしれませんね」

 なるほど。カタカナ英語を使って“英語人格”に変貌してしまうことが、ペラペラへの道の一歩なのか。

「日本の学校では単語や難しい文法を覚えたりすることが中心。実際に海外の人と会話ができないのは、はしょりや音同士のつながりをマスターしていないからです」